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【大リーグ】

松井 成功の3カ条を伝授!! 島袋、一二三ら日本選抜の訪問に

2010年9月8日 紙面から

(左)松井(中央奥)と記念写真に納まる、興南の島袋投手(前列右端)、東海大相模の一二三投手(前列右から2人目)ら日本選抜チーム=エンゼルスタジアム(代表撮影・共同)

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 【アナハイム阿部太郎】エンゼルスの松井秀喜外野手(36)は6日のインディアンス戦前、日米親善高校野球に出場中の日本選抜チームの訪問を受け、甲子園春夏連覇の興南(沖縄)の島袋洋奨投手、夏準優勝の東海大相模(神奈川)の一二三慎太投手らに、野球人としての成功術3カ条を伝授した。

 19年前、星稜高2年のときに選抜チームの一員としてロサンゼルスを訪れた松井は、同じ「オール・JAPAN」のユニホームに身を包んだ後輩たちに(1)無限の可能性がある(2)チームメート、指導者、親へ感謝しながらプレーする(3)人間性を磨け−とメッセージを送ると、「そうすれば人間としても、素晴らしい人間になれる」と結んだ。そして、試合開始約40分前にもかかわらず、メンバー一人一人と握手。今後プロの世界に巣立つかもしれない若者に、“プロ魂”を見せた。

 薫陶を受けた島袋は「何も言えないです」と言葉も出てこず、一二三も「テレビで大活躍している選手が自分の目の前にいて、オーラがあった。すべてがでかかったし、感動しました」と感激。松井の体の「でかさ」だけでなく、器の「でかさ」も感じ取ったようだった。

 ◆立浪まであと1安打!! 松井はこの日のインディアンス戦の1安打で、日米通算2479安打(日=1390、米=1089)とし、日本歴代7位の立浪和義(元中日)にあと1安打と迫った。

 8回の第4打席に右前打を放った松井は「とらえ方としては悪くなかった」と話したが、チームは9回に勝ち越され、2−3で敗戦。借金は再び今季ワーストタイの6に逆戻りした。

 

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