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【芸能・社会】母は恋愛指南役 常盤貴子 試写会&トークイベント登場2010年9月8日 紙面から
常盤貴子(38)主演のテレビ朝日系ドラマスペシャル「お母さんの最後の一日」(11日午後9時)の試写会とトークイベントが7日、東京・六本木の同局で行われた。 ドラマは京都を舞台に、死期が迫った末期がんの母(倍賞美津子)と、三姉妹の娘たちの親子愛を描いた。脚本は“恋愛ドラマの女王”として数々のヒット作で知られる北川悦吏子さん(48)が初めてホームドラマに挑戦。常盤とはTBS系「ビューティフルライフ」以来、10年ぶりのタッグとなった。 一般招待客が参加した試写後のトークショーには、常盤と北川さんが出演。母親をテーマにざっくばらんに語り合った。 常盤は涼しげなショートヘアのスタイルで登場。三姉妹の長女琴子を演じた感想について「私は2人姉妹の次女として育ったので自由奔放にやってきてしまった。長女とか、お姉さんらしさを出すというのが苦しかったのですが、演じているうちにだんだんそんな気分になってきました。でも、やっぱり私の嫌いな言葉は責任かな」と笑顔を見せた。 誰もが体験する母親の死。作品には15年前に母親を亡くした北川さんの経験が投影されている。母を亡くす葛藤(かっとう)を演じた今回の役は、常盤にとっても大きな収穫となった。「考えないといけない年齢ですが、どうやって母親を送るかは考えたこともなかった。なんでも素直に言い合える、母と娘、家族の関係がうらやましくなりました」 母親とは? と問われ、「いつも母の言うことを聞けば道を間違えないな、と。母が大反対した、付き合っていた人と別れて良かったなと思っています」と笑わせた。いくつもの? 恋愛を経て、昨年9月に俳優で演出家の長塚圭史(35)と結婚。母になる日も待たれる中、「このドラマのように、娘から思われる母親がうらやましいなと思います」と話した。 共演は京野ことみ(31)、吹石一恵(27)、橋爪功(68)ら。
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