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昨年8月に合成麻薬MDMAを飲んで容体が悪化した飲食店従業員・田中香織さん(当時30歳)を死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪など4つの罪に問われた元俳優・押尾学被告(32)の第3回公判が7日、東京地裁で開かれた。押尾被告にMDMAを渡した罪で服役中の泉田勇介受刑者(32)ら2人が証言。昨年10月の保釈直後に押尾被告が泉田受刑者を“どう喝”したことや、出頭直前に元妻で女優の矢田亜希子(31)のことを気にしていたことが明らかになった。
公判の第3ラウンドでも、またまた押尾被告の卑劣な行為が、泉田受刑者の証言で明るみに出た。
昨年8月3日に麻薬取締法違反で逮捕され、10月23日に初公判を受けた押尾被告。“事件”は初公判から6日後の29日に起きた。押尾被告は当時、行動が制限される保釈中の身にもかかわらず、お互いの知人を通じて泉田受刑者を東京・原宿にある知人のマンションの一室に呼び出した。
押尾被告は、泉田受刑者が警視庁麻布署の取り調べに、サプリメントのボトルを元マネジャーのY氏にアメリカから持ち帰らせた話をしたことを非難。4日後の11月2日に判決を控えていたからか「何であんな話をするんだ。オレの立場がやばくなった」と、どう喝したという。
この日、前日までと全く同じ黒スーツ、白シャツ、青ネクタイ姿で出廷した押尾被告。いまだに泉田受刑者への怒りは収まらないのか―表情がよく見えるよう前日から証言台よりに少し席をずらし、何度もガンを飛ばした。午後3時30分、証人尋問を終えた泉田受刑者が、退廷のため押尾被告の前を通り過ぎると、押尾被告は、座ったまま鬼の形相でにらみつけた。3回の公判で最も険しい目つきで、傍聴席からも明らかに憎悪の念が受け取れた。
だが、押尾被告の視線を完全に無視した泉田受刑者からは、被告がMDMAを「アミノ酸」と隠語で呼んでいたことや、渡したMDMAをスニーカーに隠したこと、そしてサプリメントのボトルについても次々と証言。押尾被告側は、泉田受刑者からもらったのは錠剤でなく粉末としているが、渡したのは錠剤10錠と言い切った。
一時はユウスケ、マナブと下の名前で呼び合っていたが、事件は2人の仲を完全に引き裂いたようだ。
(2010年9月8日06時03分 スポーツ報知)
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