上野樹里は隠れキャラ！？…大河ドラマ「江」京都ロケ

主演の上野樹里（中）と、（左から）ミムラ、水川あさみ（１人おいて）、宮沢りえ、鈴木保奈美。

　来年１月スタートのＮＨＫ大河ドラマ「江～姫たちの戦国～」（総合・後８時、初回は後９時１５分まで拡大）の京都ロケが７日、市内の建仁寺で始まり、主演の江役の上野樹里（２４）、茶々役の宮沢りえ（３７）、初役の水川あさみ（２７）、３姉妹の母の市役の鈴木保奈美（４４）が撮影に臨んだ。

　上野は主演が決まり、ゆかりの場所を巡る旅をしたが「ここ（建仁寺）にも来たけど、家康と家光と夫の秀忠様がまつられているのは知らなかった」と告白。この日の成功祈願の際、初めて知ったという。さらに「一応ヒロインですけど隠れキャラだと思う。裏方じゃないですけど武将たちの裏で」。おとぼけキャラで周囲をなごませた。

　とはいえ「姫って面白い生き物だなと思う。三者三様それぞれの強さを持ってて、江は男っぽいのかな」と独特の感性で役柄を説明するなど意欲満々。３姉妹そろった初の撮影で、少女時代の３姉妹と市の一行がミムラ（２６）演じる細川ガラシャと出会うシーンを撮影した。ロケは京都府、滋賀県内で約２週間続く。