一回目の感想から続きます

現代知識活用系SSを色々と見て回りましたが、やはり画期的な農法の採用には問題山積で二の足を踏む作者が多数の様子

ざっと数え上げても、土質に合わせて有効な耕作物とそのローテーションを解明し効果を実証する・耕作サイクルが確立して収穫が安定するまでは一時的に収量が落ちる・囲い込みを実行出来るか否かで貧富の差が拡大・人口増加に耐えられる各種資源を確保せねばならない・必然的な社会構造の激変…etc
やるなら失敗や異端審問や反乱その他も恐れず社会実験の生け贄となる覚悟が求められますな…そりゃ大概の作者は手を出せんし書く場合も成功失敗を問わずサラッと数行で流し、以後は深入りしないのも納得
食肉や酒など、産物の高品質化路線を狙ってるっぽいオリ主だと蕪の代わりに甜菜を栽培→蕪の代わりに穀物飼料を喰わせ肉の臭いを抑えた高品質な牛を育てる→大麦で一番搾りの高品質ビールを生産→二番搾りを牛に飲ませ更に肉質改善→甜菜から出来る砂糖は菓子類市場が確立している王都に送る、辺りがチラホラと見受けられました
牛についてはクローバーなど牧草も喰わせる領内向け、常に穀物だけ与えるブランド品（ビール飲ませるのもコッチ）に分け、高い評価を確立したら種付けで更に儲けるのもアリかと…但し育成ノウハウで差別化してるだけだとバレたら恨まれるので自分が優秀な種牛を導入して何年も経過してからになりますが
まぁ、身内や周囲の権力者や理不尽な聖職者に潰されない対処能力があれば不可能じゃない…かも知れません

個人的には該当部分の記述を削除し、農業分野では問題なしか豊作だったと改訂すると楽で無難かな、と思います
どうしても新農法を採用したければ、新農法を採用したから税収を補えた、ではなく逆に経済的余裕があるから新農法を採用できたコトにするべきかと
作物を一定額で買い上げたり、鋤や鎌を与える等の合理化で農家に余裕が出来たし家畜の糞便まで利用できる新農法を採用したら僅か数年で飛躍的に税収アップしました、とか
税収減に悩んで即効性のある画期的な農法を採用したら初年度から収穫アップ、と誤解されそうな文章だったと思いますし

思ったんですけど、
前世の記憶があるなら
空気中の水素や酸素を錬金して何も無いところから
剣を作ることができるのでは？
炭素をつかってダイヤモンドの強度の剣とか？

軽くて良い。

出来たらフリーガーファウスト（フリーガーハマー？）を作って下さい。

サクサク進む事。

サクサク進みすぎ。

>　大麦→クローバー→小麦→かぶの順に行う農法
↑コレ効果出始めたのって何年目からか、累積で黒字化したのは何時頃か教えて下さい。
当初は寧ろ収量が下がりますし、牛を手配出来る資産も要ります。

「ヘーゲル軍」という名前の理由は何でしょうか？
↓

素でぼけていたようです。すみません。

家名+軍ということです。

全体的に大雑把すぎるような気がします。
タルブから竜の羽衣を買ってくるのも、ゲルマニア貴族でそんなところまで入れるものなのでしょうか？

さくさく進むのは悪いこととは言いませんが、最低限必要な情報のところなどは詳しく書いて頂かないとそれはそれで味気ないものになってしまいますので。

会計や経営を学んだ転生者は珍しい？のか初めて見た気がします。

サクサク進みすぎ。
事細かな描写までは行かなくとももう少し細かい経緯を入れたほうが良いと思います。
収穫が減った理由や現状を調べもせず、いきなり計画書を出すと言う行動は会計や経営を学んだとは思えません。
会計や経営以外の知識もやたら持っているようですが理由が不鮮明です。

組織した軍の名称が防国軍はまずいですね。領地もちの諸侯が持つ軍ですからヘーゲル軍あたりが妥当かと。もしくは〇〇隊と付けるのもありかもりれません。防"国"軍とつけたなら国＝ゲルマニア全土を守らねばならず一侯爵ではそのような権限は王から命じられないかぎりありません。他の貴族の領地のも行かなければ行けませんので。
組織した軍の任務に国境警備がありますがヘーゲル領の位置関係についての描写が無くどの国と接しているのかも分かりません。自領の治安維持と領境警備であれば問題ないかと思います。
また、いきなりのギルドの解散はやりすぎです。ギルドは同業者の集まりですからその範囲が一領地に収まっているとは考えられず国内外に大きな影響が出ます。こういったことはしっかりと根回しをし、準備を整えてからするべきかと思いました。

トリステインへの留学ですがどういった理由で行ったのでしょうか？キュルケは問題を起こしゲルマニアの学院にはいられなくなったからで、タバザは政治的配慮だと考えられます。
儲け過ぎて他の貴族から恨まれたからでしょうか？

どのように進むのか楽しみにさせていただきます。

石ころが鈴に変化する

間違い・・・鈴では無くて、鉱石の錫ですよ。

こういう物を待っていました。

がんばってください！