スタッフがサンゴ採取＝フジテレビ製作の映画

　フジテレビは8日、同社製作の映画（タイトル未定）のスタッフが東京都三宅島に生息するサンゴを採取していたことが判明、撮影スケジュールを見直すと発表した。映画は三宅島の噴火と家族のきずなを描くもので、9月下旬から撮影開始予定だった。
　同社広報部によると、映画製作会社と契約しているフリーの美術スタッフ4人が8月24〜31日、セットの撮影資料用にサンゴの塊19個を個人の判断で採取した。東京都三宅支庁によると「これまでのところ違法性は認められない」という。
　広報部では「社会的にも道徳的にも許されることではなく、フジテレビとしても管理責任を痛感しており、深くおわび申し上げます」としている。　

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