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自民が幹事長交代…後任は石原伸晃氏が有力

 自民党の谷垣禎一総裁は8日、大島理森幹事長を空席だった副総裁に起用する方針を固めた。後任の幹事長には石原伸晃組織運動本部長が有力視されている。

 党役員人事をめぐっては小池百合子広報本部長の党三役起用論も浮上。参院側は政調会長に林芳正政調会長代理を充てるよう要望している。国対委員長には逢沢一郎・元衆院議運委員長を推す声がある。

 谷垣氏は8日夕の臨時役員会、総務会で執行部人事の総裁一任を取り付け調整を本格化、9日にも新体制をスタートさせる意向だ。

 大島氏に関しては、参院選勝利を受け幹事長留任との見方が強まっていたが、谷垣氏は世代交代によるイメージアップを求める中堅、若手の声を重視し交代を決めた。一方で、大島氏の功績を評価し、党ナンバー2に遇することとした。

 副総裁は党則に基づくポストで総裁の補佐役。山崎拓前副総裁が衆院選で落選し辞任した2003年11月以降、空席となっている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月08日 11:18 ]

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