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サッカーのチリ代表 そろいのシャツで鉱山作業員を激励

 チリからの報道によると、同国北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で地下約700メートルに閉じ込められている作業員が7日、ウクライナの首都キエフで行われたチリとウクライナのサッカー親善試合を観戦した。

 4日に作業員と家族がテレビ電話で対面した際と同様、ファイバースコープを使ったシステムを利用。作業員は50インチのスクリーンの前で国旗を掲げながら試合を楽しんだ。チリ代表選手たちは「がんばれ、鉱山作業員」と書かれた白いシャツを着てピッチに登場。チリは1対2で敗れた。

 閉じ込められた33人の中には、1980年代にチリ代表になったこともある元プロサッカー選手フランクリン・ロボスさんも含まれている。

 一方、救助活動を支援するため現地入りしている米航空宇宙局(NASA)の専門家は7日「作業員が鉱山を出た時に仕事が始まる」と述べ、救出後の心のケアが重要な仕事になるとの見方を示した。

 専門家は「作業員は外に出たら、有名人になる。社会やメディアからの圧力は大きなものになる」と指摘。作業員をこうした「圧力」から守る必要性を強調した。

 チリの災害対策当局は、作業員の1人が歯の痛みを感じ、別の1人がストレスを訴えたことを明らかにしたが、いずれも症状は軽く、薬などで対処している。 (共同)

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