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出廷の元国会議員「119番通報すれば救命できた」

 【押尾被告第3回公判】事件発生直後に押尾被告が相談の電話をした元国会議員で会社経営者の知人B氏も匿名を条件に出廷。田中さんの死亡推定時刻をめぐり証言した。

 田中さんがけいれんを伴う錯乱状態になったのは午後5時50分ごろで、同6時ごろに容体が悪化。検察側の死亡推定時刻は同6時47〜53分で「押尾被告が119番通報すれば、田中さんは救命できた」と主張。弁護側は同6時ごろとし「救急車を呼んでも間に合わなかった」と反論している。

 B氏が押尾被告から最初の電話があったのは同6時43分。押尾被告は「連れの女の意識がないんです」とせっぱ詰まった様子で、この時点では「人が死に至っているような口調ではなかった」と、田中さんが死亡していなかったと指摘。その後2回電話でやりとりし、いずれも119番通報するようにうながした。さらに同7時10分、押尾被告に電話した際、まだ通報していないことを知り、「救急車を呼べ」と強く指示。すると押尾被告は「もう逝っちゃってるんですよ。死んじゃってるんですよ」と話した。

 検察側はこの証言が田中さんの死亡推定時刻を立証すると主張。B氏は傍聴席に姿が見えないよう、ついたてが設けられた。押尾被告とは昨年3月、互いに通っていたスポーツクラブで知り合い「将来、日本と米国の懸け橋となる俳優になりたいと夢を語っていた。残念です」と話すと、押尾被告はメモする手を止め、寂しそうな表情を浮かべた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月08日 ]

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