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2010年9月7日(火) 19:25 |
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路線バスがひき逃げ、運転手逮捕
7日夜、井原市で路線バスと自転車の接触事故があり、自転車の男性が転倒するなどしてけがをしました。 しかし、バスはそのまま現場から逃走、警察は井笠鉄道の路線バスの運転手をひき逃げの容疑で逮捕しました。
逮捕されたのは、井笠鉄道のバス運転手・三宅道晴容疑者(52歳)です。 警察によりますと、7日午後9時頃、井原市七日市町の県道で、三宅容疑者運転の路線バスが自転車に乗っていた35歳の男性を追い越す際、接触したにもかかわらず、三宅容疑者は救護処置をとらず、そのまま現場から逃走したということです。 自転車の男性は転倒し、頭を打つなどの軽いけがをしました。通報を受けた警察が、逃げた車の行方を捜していたところ、井原市内にある井笠鉄道のバスセンターで現場から逃走したバスを発見。 バスの前の部分に接触した跡があったため三宅容疑者に話を聞いたところ、何かにあたったと接触した事実を認めたことから逮捕したものです。 警察の調べに対し三宅容疑者は「まさか人とは思わなかった」とひき逃げの容疑については否認しているということです。 井笠鉄道では今後、従業員の安全意識の向上を徹底し再発防止に努めるとともに、警察の捜査状況を見ながら三宅容疑者の処分についても検討するとしています。
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