2010年 9月 7日
美作市の美容室で強盗事件
7日午後、美作市の美容室で刃物を持った男が経営者の女性を脅し現金を奪って逃げました。警察が強盗事件として逃げた男の行方を追っています。7日午後2時半ごろ、美作市古町のユリ美容室で、客を装った男が突然果物ナイフのような刃物を取り出し、61歳の経営者の女性に突き付け金を要求しました。女性が「お金は無い」と答えたところ、男はレジにあった現金約1万円を奪って逃げました。当時店内に客はおらず、女性にケガはありませんでした。警察によりますと男は年齢55歳〜60歳ぐらいで、身長175センチぐらいのがっちりした体形。色白で、紫か青のポロシャツと野球帽を身に付け、緑色のカバンを持っていたということです。警察では緊急配備を敷いて逃げた男の行方を追っています。

バスの運転手をひき逃げ容疑で逮捕
6日夜井原市で路線バスを運転中に自転車の男性をはねてケガをさせ、そのまま逃走したとしてバスの運転手が、ひき逃げなどの疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは井原市美星町の井笠鉄道のバス運転手三宅道晴容疑者(52)です。警察の調べによりますと三宅容疑者は6日午後9時すぎ井原市七日市町の県道で路線バスを運転中道路脇を走っていた自転車と接触し転倒させたまま逃走した疑いです。自転車に乗っていた井原市の35歳の男性会社員は頭などに軽いケガをしました。警察の調べに対し三宅容疑者は「何かに当たった気はしたが、人をはねたとは思わなかった」と供述しているということです。路線バスは笠岡市から井原市に向かう最終便で、乗客1人が乗っていたということです。今回の事件を受け井笠鉄道では今月10日に事故防止委員会を設置し「再発防止の徹底に努めていきたい」と話しています。

コンクリ片落下受け 国道高架橋の緊急点検
高松市の国道の高架橋から下にあることでんの駅のホームにコンクリート片が落下しているのが見つかったことを受け、高架橋を管理する香川県は7日未明、緊急点検を行いました。点検はことでんの最終電車通過後の午前0時ごろから行われ、香川県高松土木事務所の職員などがコンクリート片が落下した周辺をハンマーでたたいて異常な音がしないかを確かめました。落下したコンクリート片は縦5a、横5a、厚さ1a程度で今月4日、高松市寺井町の国道193号線の高架橋から下にあることでん「空港通り駅」のホームに落ちているのが見つかりました。この高架橋は1989年に完成したものでおととしの目視による定期点検では異常はなかったということです。点検の結果、14カ所で音に異常があり、落下する恐れがあったコンクリートを取り除きました。今回の落下原因について香川県はコンクリートの劣化ではなく、内部の鉄筋がさびて膨張し、コンクリートがはがれたとみています。

外国の母親たちの日本語教室開講
子育て中の外国人の母親を対象にした託児所つきの日本語教室が総社市に開設され、開講式が行われました。この教室は総社市に暮らす外国人のお母さんたちが、学校や病院など生活の場で困らないようにと設けられたものです。「ココロの洗濯リフレッシュ日本語教室」と名付けられた教室にはブラジルやペルー国籍の女性15人が参加しました。子育て中のお母さんが中心とあって託児所が設けられ安心して受講できるようになっているのが特徴です。この日本語教室は来年2月まで合計20回、60時間に渡って開かれ、子育てや教育に必要な日本語の修得を目指します。

交通事故多発地点を現地診断
香川県内で交通事故が起きやすい危険な場所を調べ、事故防止の対策を講じるための点検が、高松市などで始まりました。これは、香川県や警察などが、交通事故の防止につなげようと、年に2回実施しているもので、7日は高松市など6カ所で点検が行われました。このうち、高松市川部町の交差点では、県の担当者や地元の人たちなど約20人が出て交差点の様子を見ていきました。この場所は、通学路にもなっていますが、自転車横断帯のない場所を自転車が通り危険だとして、地元の人たちから自転車横断帯と歩行者用の信号機の増設が要望されています。県の担当者らは点検の結果を元に、信号機の設置など必要な対策を検討してくということです。この点検は今月13日までに、県内の18カ所で実施されることになっています。