日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの芸能ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 芸能
  3. ニュース

アミノ酸、オレは変態…押尾“誤”録続々

日記を書く

 合成麻薬MDMAを飲んだ女性を死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われている俳優押尾学被告(32)の主張が7日、崩された。第3回公判が東京地裁で開かれ、2人の証人が出廷。同被告にMDMAを譲渡し服役中の泉田勇介受刑者(32)が、譲渡したMDMAは錠剤10錠と証言し、同受刑者から粉末を譲渡されたとする弁護側の主張と食い違った。

 泉田勇介受刑者は、田中香織さんが亡くなった当時の押尾学被告の様子などを生々しく証言した。

 ◆隠語を発案 09年4月、被告のコンサートに行く、差し入れの際、「粉末の薬を入れるカプセルを買ってきて」と頼まれたと明かし、薬物の話をするようになったのも同時期とした。同じころ、「気分転換にMDMAをやると聞いた」とした。同年春から夏までに入手も頼まれたという。被告の発案で、MDMAをアミノ酸という隠語で表現していたとした。

 ◆「靴箱に入れる」 同年7月30日には、「今日、アミノ酸、何とかならない」と連絡があった。同年5月か6月には被告から服用してセックスした女性が「ゾンビみたいになった」と聞いたことがあるという。被告は靴箱のスニーカーの中に入れると話していたという。また、田中さんが亡くなった同8月2日には、午後8時12分に被告から「やばい、早く来てくれ」と電話があったという。同9時過ぎ、被告の部屋に行くと「死んじゃった。ここで」と言われたという。

 ◆意味不明の説明 マンションには42階に使用していた別の部屋もあり、23階の部屋から非常階段を使って移動した。押尾被告は「筋トレするから」と意味不明な説明をしたという。途中、プラスチックの容器を渡され「これなんだよね」と残りの薬物が入っていることを示唆したとした。泉田受刑者は「(処分を)哀願された。受け取るしかなかった」。42階の部屋で容器の中を確認すると、透明なカプセルに譲り渡したと思われるMDMAがつぶされた状態で入っていたという。

 ◆オレは変態 さらに、被告から「女の子(田中さん)にメールを入れてしまった。なんて言えばいい」と相談を受けたが、「オレって変態だし、オレのチンコが欲しいと言えばいいよね。それしかないよね」と自分を納得させていたことも明かした。

 ◆泉田受刑者をどう喝 被告がMDMA使用の罪で起訴され保釈中だった昨年10月に被告に呼び出され、どう喝されたと証言。泉田受刑者が警察に「被告が新種の合成麻薬を持ち帰った」と供述したのを知り「何であんな話をするんだ。おれの立場がやばくなった」と責められたという。

 ◆アッコをよろしく 被告は出頭前に「アッコ(元妻矢田亜希子)のことよろしく頼む」と語り、証拠リストにある別のある女性への伝言も頼まれたという。

 [2010年9月8日8時12分 紙面から]


関連ニュース





このニュースには全0件の日記があります。








この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます






日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 芸能
  3. ニュース

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです