5日昼すぎ、福山市水呑町の上空にパステルカラーの彩雲(さいうん)が広がった。
太陽に近い高い空にある雲が、光の影響で色づいて見える現象。濃紺の空にかかった雲が、ピンクや水色、黄色、緑に染まって漂い、強い日差しに照らされた深緑の山の端とコントラストを描いた。
広島地方気象台によると、福山市の最高気温は35・5度で、今年に入って30日目の「猛暑日」となった。
彩雲は珍しい現象ではないものの、古くから、よいことが起きる前触れともされる。
【写真説明】福山市水呑町の上空に広がったパステルカラーの彩雲(午後0時25分、撮影・増田智彦)
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