甲子園春夏連覇の興南・島袋洋奨投手(3年)が中大に進学する意向であることが6日、明らかになった。東都リーグの青学大3回戦終了後、中大・高橋善正監督(66)が「前日、(日米親善高校野球で渡米中の)興南・我喜屋監督から電話をもらった」と明かし、「そういう人材が大学球界に来てくれるのは非常にうれしいこと」と喜んだ。その半面「預かる方としては責任を感じる」とプレッシャーも口にした。12月のスポーツ推薦入試に合格すれば入学する見通し。
プロ注目だった島袋が進学を希望する理由の一つは、将来指導者になるため教職免許を取ることにあるという。自らもプロから大学監督に転身した高橋監督は「いい形で卒業できるようにしてあげたい。教職も持ってプロに行くという形ができれば一番」と話した。
同リーグの亜大には、同じ沖縄出身で08年センバツ優勝の東浜巨(ひがしはま・なお)投手(2年・沖縄尚学)がおり、島袋との投げ合いに注目が集まりそうだ。
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