MAGENTE lab - OpenFeint 組込3−基本設定(アプリ編)
OpenFeint 組込1−導入準備
OpenFeint 組込2−基本設定(web編)
からの続きです。
いよいよ今回はOpenFeintをアプリに組み込む作業です。
アプリでOpenFeintを起動させるまでを解説します。
OpenFeint 組込2−基本設定(web編)
からの続きです。
いよいよ今回はOpenFeintをアプリに組み込む作業です。
アプリでOpenFeintを起動させるまでを解説します。
といっても今回は手順を教えてくれる非常にありがたい動画がアップロードされているので、
そちらを基に手順を解説していきます。
creating an OpenFeint iPhone app from scratch
http://vimeo.com/5633994
動画は新しく作ったプロジェクトにOpenFeintを組み込むという作業を説明しているので、
既にアプリを作られた方にとっては必要ない部分もあります。
序盤の流れを説明すると、
OpenFeintをダウンロード。
View-Based-ApplicationでOFtestAppプロジェクトを作成。
Interface BuilderでOFtestAppViewController.xibにRound Rect Buttonを2つ配置。
ViewControllerにIBActionで2つメソッドを宣言。
ボタンのタッチダウンイベントを連結。
と、3:30まではこんな内容で進みます。
必要に応じて、飛ばしても問題ないと思いますが、
一度サンプルを作ってみたい、という方は最初からやってみるのも良いと思います。
・OpenFeintをプロジェクトに追加
OpenFeintフォルダをフォルダごとプロジェクトにドラッグ&ドロップ、
(普通に右クリックで追加しても問題ないです)

”デスティネーショングループのフォルダに項目をコピーする”
にチェックを入れてプロジェクトに参照を追加します。
・プロジェクト情報の編集
メニューのプロジェクト>プロジェクトの編集をクリックプロジェクトの情報ウィンドウでビルドタブをクリック。
”構成”が”すべての構成”になっていることを確認し、
”表示”を”全ての設定”から”ユーザ定義設定”に変更。
(設定する項目を見つけやすくするためです)
左下の歯車(?)アイコンをクリックし、
”ユーザ定義の設定を追加”を選択。
設定に、
GCC_OBJC_CALL_CXX_XDTORS
と入力し、値に
YES
と入力します。
”表示”を”ユーザ定義設定”から”全ての設定”に戻し、
検索テキストボックスに”他のリンカフラグ”と入力します。
(設定する項目を見つけやすくするためです)
そこで出てきた”他のリンカフラグ”の値に
-OBJC
と入力します。
設定は終わりなのでプロジェクトの情報ウィンドウを閉じてください。
・フレームワークの追加
Frameworksで右クリックし、追加>既存のフレームワークをクリックして下さい。
Frameworks配下の
QuartzCore.framework
Security.framework
SystemConfiguration.framework
を追加します。
更に、lib配下の
libsqlite3.dylib
を追加します。
これはFrameworks直下に無いので一瞬戸惑うかと思います。
ちなみに私の環境ではこうでした。参考までに。
../SDKs/iPhoneOS3.1.3.sdk/System/Library/Frameworks/QuartzCore.framework
../SDKs/iPhoneOS3.1.3.sdk/usr/lib/libsqlite3.dylib
※注意
動画ではこれだけしか追加していませんが、私はこれだけではビルドが通りませんでした。
動画のバージョンが違うから(MAGENTEは2.4.3を使用)かもしれません。
後でビルドが通らなかった人は、
CoreLocation.framework
CFNetwork.framework
MapKit.framework
も追加してみてください。
・Prefixの編集
次にOther Sourcesの中のプロジェクト名_Prefix.pchのソースに、
#import "OpenFeintPrefix.pch"
を追加して下さい。
ようやくこれで準備完了です。
一度ここでビルドしてみてください。
通らなかったらどこかおかしいです。
OpenFeintを入れ直す、フレームワークを確認する、等を試してみてください。
サンプルファイルのMyOpenFeintSampleAppDelegateと比較してみるのも良いと思います。
ビルドが通れば次に進みます。
・OpenFeintの起動
プロジェクト名AppDelegate.mの拡張子をmからmmに変更してください。
(OpenFeintはC++で作成されているため、処理を行いたい場合は、拡張子をmmにする必要があります)
プロジェクト名AppDelegate.mmのソース先頭で、
#import "OpenFeint.h"
を追加、
- (void)applicationDidFinishLaunching:(UIApplication *)application {
の中で、
[OpenFeint initializeWithProductKey:プロダクトキー
andSecret:シークレットキー
andDisplayName:表示タイトル
andSettings:nil
andDelegates:nil];
を呼んで下さい。
プロダクトキー、シークレットキーはOpenFeint公式サイト
https://api.openfeint.com/
App Homeに表示されています。
後はビルドして進行してみてください。
設定がうまくいっていればアプリの起動と同時にOpenFeintが起動します。
以上で基本設定は完了です。
お疲れ様でした。
次回は
OpenFeint 組込4−基本的な使い方
です。
基本的な表示方法やスコア、実績送信手順について簡単に説明します。
そちらを基に手順を解説していきます。
creating an OpenFeint iPhone app from scratch
http://vimeo.com/5633994
動画は新しく作ったプロジェクトにOpenFeintを組み込むという作業を説明しているので、
既にアプリを作られた方にとっては必要ない部分もあります。
序盤の流れを説明すると、
OpenFeintをダウンロード。
View-Based-ApplicationでOFtestAppプロジェクトを作成。
Interface BuilderでOFtestAppViewController.xibにRound Rect Buttonを2つ配置。
ViewControllerにIBActionで2つメソッドを宣言。
ボタンのタッチダウンイベントを連結。
と、3:30まではこんな内容で進みます。
必要に応じて、飛ばしても問題ないと思いますが、
一度サンプルを作ってみたい、という方は最初からやってみるのも良いと思います。
・OpenFeintをプロジェクトに追加
OpenFeintフォルダをフォルダごとプロジェクトにドラッグ&ドロップ、
(普通に右クリックで追加しても問題ないです)
”デスティネーショングループのフォルダに項目をコピーする”
にチェックを入れてプロジェクトに参照を追加します。
・プロジェクト情報の編集
メニューのプロジェクト>プロジェクトの編集をクリックプロジェクトの情報ウィンドウでビルドタブをクリック。
”構成”が”すべての構成”になっていることを確認し、
”表示”を”全ての設定”から”ユーザ定義設定”に変更。
(設定する項目を見つけやすくするためです)
左下の歯車(?)アイコンをクリックし、
”ユーザ定義の設定を追加”を選択。
設定に、
GCC_OBJC_CALL_CXX_XDTORS
と入力し、値に
YES
と入力します。
”表示”を”ユーザ定義設定”から”全ての設定”に戻し、
検索テキストボックスに”他のリンカフラグ”と入力します。
(設定する項目を見つけやすくするためです)
そこで出てきた”他のリンカフラグ”の値に
-OBJC
と入力します。
設定は終わりなのでプロジェクトの情報ウィンドウを閉じてください。
・フレームワークの追加
Frameworksで右クリックし、追加>既存のフレームワークをクリックして下さい。
Frameworks配下の
QuartzCore.framework
Security.framework
SystemConfiguration.framework
を追加します。
更に、lib配下の
libsqlite3.dylib
を追加します。
これはFrameworks直下に無いので一瞬戸惑うかと思います。
ちなみに私の環境ではこうでした。参考までに。
../SDKs/iPhoneOS3.1.3.sdk/System/Library/Frameworks/QuartzCore.framework
../SDKs/iPhoneOS3.1.3.sdk/usr/lib/libsqlite3.dylib
※注意
動画ではこれだけしか追加していませんが、私はこれだけではビルドが通りませんでした。
動画のバージョンが違うから(MAGENTEは2.4.3を使用)かもしれません。
後でビルドが通らなかった人は、
CoreLocation.framework
CFNetwork.framework
MapKit.framework
も追加してみてください。
・Prefixの編集
次にOther Sourcesの中のプロジェクト名_Prefix.pchのソースに、
#import "OpenFeintPrefix.pch"
を追加して下さい。
ようやくこれで準備完了です。
一度ここでビルドしてみてください。
通らなかったらどこかおかしいです。
OpenFeintを入れ直す、フレームワークを確認する、等を試してみてください。
サンプルファイルのMyOpenFeintSampleAppDelegateと比較してみるのも良いと思います。
ビルドが通れば次に進みます。
・OpenFeintの起動
プロジェクト名AppDelegate.mの拡張子をmからmmに変更してください。
(OpenFeintはC++で作成されているため、処理を行いたい場合は、拡張子をmmにする必要があります)
プロジェクト名AppDelegate.mmのソース先頭で、
#import "OpenFeint.h"
を追加、
- (void)applicationDidFinishLaunching:(UIApplication *)application {
の中で、
[OpenFeint initializeWithProductKey:プロダクトキー
andSecret:シークレットキー
andDisplayName:表示タイトル
andSettings:nil
andDelegates:nil];
を呼んで下さい。
プロダクトキー、シークレットキーはOpenFeint公式サイト
https://api.openfeint.com/
App Homeに表示されています。
後はビルドして進行してみてください。
設定がうまくいっていればアプリの起動と同時にOpenFeintが起動します。
以上で基本設定は完了です。
お疲れ様でした。
次回は
OpenFeint 組込4−基本的な使い方
です。
基本的な表示方法やスコア、実績送信手順について簡単に説明します。