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論客の勘違い(1)情報学ブログ(下)
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2010/ 9/ 7 22:51 [ No.3744 / 3747 ] |
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(続き) >一方、本文で書いた「科学の方法論」というのは、科学のコミュニケーションのルールの一種であって、論理体系のようなものではありません。だから、裁判と似たようなことが行われていても、何ら不思議なことではないと思います。
科学の世界には裁判官はいません。裁判のアナロジーで考えるのはやめたほうがいいでしょう。
>自分は、ニセ科学批判の問題というより、Webでは「斜め読みして適当に批判する」っていう人が多いことが原因だと理解しています。
適当な斜め読みで批判されてはたまりません。もっと怒った方がいいのでは。
投稿: SSFS | 2010/08/13 2:23:59 └〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ┌〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○SSFSさんのコメントへの応答2
お話をしていて、以下の結論に達しました。提案しているのが単なる観察結果や実験結果の場合、主張する側に立証責任があります。これは科学のルールというより、議論のルールと言った方が良いと思います。そうしないと有意義な議論ができないからです。一方、ある仮説が、観察結果や実験結果をより良く説明するという場合、ただちに科学的知識とはされないものの、仮説として受け入れられる場合があります。仮説に関しては、提案者に立証責任があるというわけではありません。ただ、その根拠となる観察結果や実験結果に対しては、主張した側に立証責任があると言えます。(ちなみに、科学論文では観察結果や実験結果とそこから予想される結論、仮説が明確に区別されているのが普通です)
SSFSさんが挙げられた2つの例は、いずれもこのことから説明できます。
> 提唱者のウェゲナーは立証できなかった
ウェゲナーは、大陸移動説を想定しない場合よりも、想定した方が、より良く説明できる観察結果を提示しました。このため、メカニズムが解明されるまで科学的知識としては受け入れられなかったものの、科学的に意味のある「仮説」を提示したとされたのです。つまり、ウェゲナーは大陸移動説そのものに立証責任を果たしてないとは言え、その元になった観察結果に関しては立証責任を果たしています。一方、マイナスイオンの場合、想定しない場合よりも、想定した場合の方が、より良く説明できる実験結果があるのでしょうか。そうした例すらないため、マイナスイオンは科学的に意味のある仮説と理解されていないと言えます。
> 実験に致命的な不備がありました
科学では、検証のクオリティが何段階にも分かれており、論文には他の評価と合わせて掲載が決まるのが普通です。検証のクオリティが低いものに関しては、後で否定されることも少なくありません。こうした場合、表面的な実験結果と、そこから導かれる結論は区別しなければいけません。高温超伝導の場合も、提案者は、本来導きたい結論(高温超伝導)に関して立証責任を果たしていないものの、実験結果に関しては立証責任を果たしており、このために科学的仮説として受け入れられたと言えます。これは、マイナスイオンとは違うと思います。
投稿: 情報学ブログ | 2010/08/13 10:34:23 └〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ありゃりゃ、立証責任のことも、突如言及したマイナスイオンのこともまったく分かっていませんでした。
┌〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「立証責任」という法律用語について先に解説しましたが、それを理解してらっしゃらないようですね。科学の世界でこの用語は持ち出すのは甚だ不適切ですし、常識ですらありません。大陸移動説も高温超電導も、「結果良ければすべてよし」的な解釈は間違っています。もう1度、最初から勉強しなおすべきでしょう。
マイナスイオンは想定も何も、実在して測定もされているのですから、 情報学ブログさんが何を言わんとしていることが意味不明です。こちらも勉強しなおすべきでしょう。
投稿: SSFS | 2010/08/14 23:59:02 └〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以後は応答なし。コメントを削除しなかっただけマシですが、生兵法はけがの元。ニセ科学批判という火中のクリを拾いたければ、もっと勉強しなくては。ちなみに「×何を言わんとしていることが、○何を言わんとしているか」です。お恥ずかしい。
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