クリニックについて

臨床例

当クリニックの患者さんの臨床報告です。

@ 統合失調症 【S・M、25才、男性、東京都】

1997年
高校生のときにある事件が引き金となり、統合失調症を発症。その事件が、トラウマとなっていまだに尾を引いている。 医療保護入院となったこともある。
2005年12月2日 当院初診
ここ3年間は向精神薬を飲んでいない。トラウマとなっている事件絡みの幻聴に悩まされている。K・リゾレシチン、 ビタミンミネラル剤、ビタミンB複合体、DHA/EPA、ナイアシン(ビタミンB3)の摂取を開始。
2006年1月13日
「幻聴はまだあるが、感情のムラも落ち着いてきた」とのこと。
2006年2月3日
きちんとネクタイを締めて来院。来院の前、「バイトの面接を受けてきた」と。快食、快眠、快便。まだ幻聴あり。
2006年3月24日
幻聴がまだ残る。他のサプリメントも調節しながら、ナイアシン(ビタミンB3)を9g/日まで増量。
2006年4月14日
「幻聴という感じはない。高校時代のトラウマのフラッシュバックのよう。あまり恐れるものでもなくなってきた」と。
2006年10月
その後も一進一退を繰り返しながら徐々に回復する。現在は、週に4日、朝から晩まで働き、残業までできるほどになっている。 「たくさん給与をもらいました。糖鎖も試してみたいです」と自分の給料でサプリメントを購入する。 体調良好につき、ロサンゼルスに行こうと思って、英会話を始める。
2007年1月
仕事は週3回。もう少し仕事を増やしたいと思っている。英語の勉強も順調。
2007年2月
プラセンタエキスの点滴とK・リゾレシチン及び他の摂取で気分、体調ともに良好。

A 統合失調症 【Y・M、31才、女性、千葉県】

2006年12月25日 初診
19歳から多くの薬を内服。ストレスが過剰で、頭痛がひどく、甘いものに目がないとのこと。初診時には、11種類の薬を服用中であった。
薬品名 1日の量 飲み方
デパス(1mg) 3錠 毎食後
ルーラン(4mg) 3錠 毎食後
アモキサン(25mg) 3カプセル 毎食後
ヒポラール(1mg) 3錠 毎食後
アロフト(20mg) 3錠 毎食後
バレリン(200mg) 3錠 毎食後
バレリン(200mg) 1錠 寝る前
ベゲタミンA 1錠 寝る前
レスリン(50mg) 1錠 寝る前
ダルメート(15mg) 2カプセル 寝る前
レボトミン(50mg) 2錠 寝る前
リスパダール内溶液 2ml 不安時服用
2007年1月13日
初診の日から、K・リゾレシチンのグミタイプを1日6錠摂取。わずか3週間で非常に明るくなった。 調子が良いので、以前からかかっている精神科で、レボトミン100mgを75mgに減らすことができた。 ただ月経前だけはイライラし不安感があった。そこでビタミンB複合体を追加した。
2007年2月3日
レボトミンがさらに75mgから50mgになった。耳ツボダイエットにも成功し、6kg減量。 とてもスマートになった。肌の調子も良く「食の好みも変わってきた」と言う。炭酸ジュースは飲まなくなり、 油ものには拒否反応するようになった。バレリンの相性が悪いようなので、昼の分をオフしてみるようにアドバイスをした。
2007年2月24日 初診から2ヶ月
まだ薬は飲んでいるが、とても調子が良い。ビタミンB複合体やナイアシン(ビタミンB3) の飲用を忘れてしまったときに限り、めまいや耳鳴りがひどくなるので、その重要性を感じたと話してくれた。 まだ約2ヶ月ほどなので、K・リゾレシチンを根気よく摂取することにより、さらに減薬は可能になるだろうと思われる。

B うつ症 【H・U、29才、女性、東京都】

2006年12月21日 初診
某有名医大に勤める秘書。ストレスが非常に多いとのこと。この秘書が通院しているクリニックの先生は 「薬好きな医者」だそうで、新しい薬をすすめられるたびに、さらにストレスが増してしまうとのこと。初診時の内服は、次の通りである。
  • デパス(0.5mg)1日2錠、朝・夕食後に服用
  • トレドミン(25mg)1日6錠、朝・夕食後に服用
  • デパケン(200mg)1日2錠、朝・夕食後に服用
高校卒業後、専門学校に進み、その頃から食生活が乱れた。甘いものが好きで、 食事は胃がいっぱいになるまで食べないと気がすまなかった。頭痛はないが常に頭がモヤモヤし、 不安にさいなまれていた。一方いつも便秘がちという。月に2〜3回は胸の苦しさがあるとのこと。 そこで、K・リゾレシチンを1回3個、1日3回に、ビタミン複合体、ナイアシンアミド(ビタミンB3)、DHA/EPA等を処方。
2007年1月6日
「甘いものに対する依存が軽くなった」と報告がある。白米から発芽玄米食にしたとのこと。胸の苦しさは改善傾向、 便秘は改善。過食もなくなった。肌の調子も良くなった。デパケンを半量減らした。
2007年1月15日
デパケンを半量にしても変わりなかったので、この日からオフにした。
2007年1月27日
ちょっと風邪をひいたが、治りが早かったとの報告があった。いつもは治りにくい。 口内炎もビタミンB複合体とナイアシンアミド(ビタミンB3)、乳酸菌生産物質の噴霧ですぐに治った。トレドニンを1日6錠から4錠に減薬した。
2007年2月10日
肌の調子がとてもよい。笑顔もあり明るくなった。「もうすぐ30歳になります。女30、色々考えます」 と話し、しっかり自分に向き合えるようになった。
2007年2月16日
かなり回復。職場の先生(医師)がストレスをかけてきても、以前より上手にこなせるようになったとのこと。 「味が分かりにくい」ということなので、亜鉛不足を考え、マルチミネラルを追加。

C パニック障害 【B・G、27才、女性、埼玉県】

2006年12月20日 初診
アパレルに勤めるスレンダーな女性。電車や人混みでパニックになってしまう。心臓がバクバクし、 息ができなくなる。泣くことが多く、大体は泣き疲れて寝つくような毎日。職場で昼食をとった後に、 よく吐き気を催す。胃が悪いというよりも、精神的な要素が多い吐き気である。食欲はないが、 無理やり詰め込んできた。頭痛もあった。内服薬は次の通りである(デパスは調子の悪いときだけ服用)。
  • デパス(1mg)1日3錠、毎食後に服用
  • リボトリール(1mg)1日1錠、就寝前に服用
いくつかサプリメントを提案したが、「まずはK・リゾレシチンだけを」ということでスタート。
2007年1月5日
「違いを感じる」というのが第一声であった。セールの準備があって忙しかったが、何とか頑張れたとのこと。 でもまだ寝つけない日が多く、食事後の吐き気も続いていた。まだ電車や人混みでは、息が荒れてしまう。ビタミンB複合体を追加。
2007年1月19日
少し調子を崩してしまった。いつもよりデパスに頼ってしまったとのこと。でも「何かが大きく変わりはじめている」 と言う。「ありがとう」と言えるようになった。同時に彼との関係もうまくいくようになった。
2007年2月2日
ノロウイルスだろうか。ものすごい下痢に悩まされてしまった。でもそれが治った後「お腹すいた!」と久しぶりに思った。 彼との関係は良好だが、自分のお母さんとはあまりうまくいっていない。
2007年2月16日
かなり落ち着いてきた。今の職場に見切りをつけ、新天地に飛び込んだ。実に活き活きとしていた。

D 認知症 【S・S、86才、女性、高知県】

もともとは、娘(60歳)の方がアル中傾向にあったので、K・リゾレシチンと糖鎖栄養素を試したところ、 「いいようだ」ということから認知症傾向にあった母親にも摂取してもらうことにした。
ところが、この母親が骨折して入院してしまった。入院して間もなく娘の顔も分からないほど認知症が悪化。 入院中にいたずらに動き回ったり、暴れたりするようになった。そこでK・リゾレシチンと糖鎖栄養素を摂取させたところ、 わずか一週間で劇的な回復をし、退院。今では自分の体を介護士に見てもらうのが恥ずかしいと感じるようになり、 用事があるときは、自分で電話帳から番号を探し出して、電話するまでに回復した。