NHK ドキュメント20min.

2010年9月6日(月)午前0:10〜0:30放送 [鳥取県地方は午前0:25〜0:45放送]
「“酷道”439号(ヨサク)」

カーナビがあればどこにでも簡単に行ける時代。あえて条件の悪い悪路を見つけ出し、好んで走行する人たちがいる。国道を「酷道」と称する彼らは、「酷道マニア」と言われ、くたびれた国道標識や、古いトンネル、すれ違い困難な狭路などに、至上の喜びを覚える。

そんな全国の「酷道マニア」が一度は走りたいと口をそろえるのが、徳島県徳島市から高知県四万十市まで、四国山地を横一文字に貫く国道439号線、通称「与作」である。カーブの多さ、道の狭さはもとより、倒木や落石・猪など、予期せぬトラップが安定走行を許さない。

番組では、これまで全国の名だたる「酷道」を巡り、この夏、「与作」に挑む酷道マニアに密着。いったい何が彼らを、時間と労力がかかる悪路へと駆り立てるのか。その挑戦を通じて、「酷道」の持つ底知れぬ魅力、そして酷道マニアと山深い地に暮らす人々との人間模様を描く。

「“酷道”439号(ヨサク)」 写真1 「“酷道”439号(ヨサク)」 写真2