中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

北野武監督次回作「アウトレイジ2」 自身初の続編「より面白くできる」

2010年9月7日 紙面から

 北野武監督(ビートたけし=63)の次回作が、「アウトレイジ2」に決まったことが6日、発表された。来年秋の公開を目指しており、現在、製作準備中。北野監督にとっては16作目の長編監督作で、初の連作・続編となる。

 今年6月に公開されたヤクザ・バイオレンス映画「アウトレイジ」が好評を得たため。「アウトレイジ」は極悪非道の意で、“登場人物が全員ワル”とうたい、ヤクザの世界の激しい暴力や権力闘争を描いた。

 たけし本人や椎名桔平(46)、加瀬亮(35)らが出演し、観客動員数60万人、興行収入7・5億円の成績を収めた。

 北野監督は「『アウトレイジ』はキャストがピタッとはまったし、面白い作品に仕上がったと思うよ。でも細かく分析すると、出来は合格点ギリギリ。自己採点すると60点だな。より面白く、より楽しめる、より完成度の高いエンターテインメント作品にできたはずだ。この思いを『アウトレイジ2』にぶつけるよ」とコメントしている。

 現段階では「2」のストーリーや設定、キャストについては伏せられている。前作では、主要な登場人物のほとんどが殺害されており、キャストもまた新たな顔ぶれが期待できそうだ。

 前作「アウトレイジ」は今年5月に行われたカンヌ国際映画祭で、グランプリを争うコンペティション部門に出品された。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ