ESET Smart Security / ESET NOD32アンチウイルスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
ESET Smart Security / ESET NOD32アンチウイルスのウイルス定義データベースをアップデートするとWindowsが操作不能になる(フリーズ)するなどの現象が発生する場合があることを確認しております。
■弊社にて確認している現象
以下の現象を確認しております。
- Windowsが操作不能になる。
- ekrn.exeがアプリケーションエラーを起こす。
■定義データベースのバージョン
5417 …2010年9月2日 17:00頃配布開始
5418 …2010年9月2日 21:15頃配布開始
■環境
■これまでのお問い合わせ件数
100件(2010年9月6日9:00時点)
■回避方法
【パッケージ版/ダウンロード版をお使いのお客さま】
- PCを再起動します。
- ウイルス定義データベースをバージョン5419(2010年9月2日 23:15頃配信開始)以降にアップデートしてください。
【ライセンス版をお使いのお客さまで、ミラーサーバをお使いのお客さま】
- ERACを起動し、ERASへ接続します。
- メニューバーから「ツール」-「サーバオプション」を選択します。
- サーバオプションダイアログにて、「アップデート」タブを開きます。
- 「内蔵のHTTPサーバよりアップデートファイルを提供する」オプションのチェックを外します。
- 「今すぐ更新」ボタンをクリックします。
「サーバオプションを適用した後に実行します。続行しますか?」というメッセージが表示された場合、「はい」をクリックします。
- アップデート完了後、「アップデートの状態」にウイルス定義データベースのバージョンが表示されます。バージョン5419(2010年9月2日 23:15頃配信開始)以降にアップデートされていることを確認します。
- 「内蔵のHTTPサーバよりアップデートファイルを提供する」オプションにチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックして、サーバオプションダイアログを閉じます。
- ミラーサーバに接続しているPCを再起動後、ウイルス定義データベースのバージョンが5419(2010年9月2日 23:15頃配信開始)以降になっているか確認してください。
【ライセンス版をお使いのお客さまで、直接ESET社のアップデートサーバから、ウイルス定義データベースをアップデートされているお客さま】
- PCを再起動します。
- ウイルス定義データベースをバージョン5419(2010年9月2日 23:15頃配信開始)以降にアップデートしてください。
※ |
上記の方法で本現象の改善が見られない場合は、お手数ですが、下記弊社サポートセンターまでお問い合わせください。 |
■原因
ウイルス定義データベース 5417で、マルウェアスクリプトの検査機能を拡張しましたが、この拡張した機能に、ウイルス定義データベースのアップデート実行時、メモリの開放に失敗するコードが含まれていました。
その結果、ウイルス定義データベース 5418のアップデート実行時に、ESETのサービスが不安定になり、システムクラッシュ、フリーズ(Windowsの操作不能)などの現象が発生しました。
■関連情報
この件に関する詳細と新しい情報につきましては本ページに掲載させていただきます。
お客さまにご迷惑をお掛けしていますことを、深くお詫び申し上げます。
|