被害トイレに救いの手 匿名の市民が修繕費を肩代わり
河北新報 9月7日(火)6時12分配信
8月下旬、何者かによって壊された宮城県石巻市の中瀬公園にある公衆トイレが、匿名の市民の全額寄付でこのほど修繕された。担当の市都市計画課は「感謝の一言。公共物を大切にする心を、多くの人に分かち合ってほしい」と話している。
同課によると、寄付者は8月26日に市役所を訪問。中瀬公園への思い入れをとうとうと職員に語った上で「公園に恩返しがしたい。業者に自分名義で発注したい」と申し出たという。同課は予定していた工事の発注をキャンセルし、寄付者に発注を依頼した。壊れた4基の修繕費は計30万円ほどを見込んでいたという。
寄付者は性別も含め、公表を差し控えてほしいと職員に伝えている。市の担当者は「非常に礼儀正しい人だった。中瀬公園への愛情がひしひしと伝わってきた」と振り返る。
中瀬公園の公衆トイレは8月22日夕から23日朝にかけて、男子用1基と女子用2基、身障者用1基のプラスチック製便座のふたや陶製タンクが壊された。
同課によると、寄付者は8月26日に市役所を訪問。中瀬公園への思い入れをとうとうと職員に語った上で「公園に恩返しがしたい。業者に自分名義で発注したい」と申し出たという。同課は予定していた工事の発注をキャンセルし、寄付者に発注を依頼した。壊れた4基の修繕費は計30万円ほどを見込んでいたという。
寄付者は性別も含め、公表を差し控えてほしいと職員に伝えている。市の担当者は「非常に礼儀正しい人だった。中瀬公園への愛情がひしひしと伝わってきた」と振り返る。
中瀬公園の公衆トイレは8月22日夕から23日朝にかけて、男子用1基と女子用2基、身障者用1基のプラスチック製便座のふたや陶製タンクが壊された。
最終更新:9月7日(火)6時12分
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