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2010-09-07

ちょっとしたことで怒らないための処方箋

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「怒り」という感情を引き起こすものは何でしょうか。軽く扱われり、傷つけれられたり、根拠のない罵声を浴びたり、理不尽を押しつけられたり、思い通りにいかなかったり。周囲から自分に対して何らかの受け入れがたい状況が起こったときに怒りという感情が沸いてきます。つまり、怒りとは自分の期待と他人の評価のズレから起こるのです。怒りに振り回されている人は自分の中の反応をうまく処理できることができていないだけです。他人の評価など変えられるはずがありません。ある意味、周囲に依存しているから怒りという感情を抑えることができないといえます。


そもそも怒るメリットは何処にありますか。




何故、怒るのかという部分をうまく説明できない人は感情に身を任せているだけということを知る必要があります。制御できない暴走では、理性的な応対はもちろん出来ませんし、起こること自体が目的化してしまいます。そうなれば怒っている対象に対して建設的に向き合うことができません。怒りの原因になっていることにアプローチしていくことなどどうでも良くなれば評価など関係なくなります。自分の感情が済めば、そもそも怒る意味はないのです。


怒りの感情には、自分自身の許せない部分が含まれている。


寂しさ、不安、恥など自分が押さえ込んでいる感情が潜んでいるものです。それが他人の評価で表面化することで、怒りが外に向かって出て行くのです。怒りの殆どは他人のせいで生まれるわけではありません。原因の殆どは突かれたくない自分の中にあるのです。そこさえ意識できれば、怒りなどコントロールすることなど造作もありません。怒りというものは冷静な時には考えません。怒る前に自分の怒りを分析すれば、怒っている原因を自分の中に見つけることができます。そうやって一つずつ許せない自分と向き合っていくことで無駄な怒りが引き起こす生産性のない行動は減っていくのだと思います。


怒るのは目的達成のために。


むしろ「怒り」という感情を道具として使うことを意識すれば、逆に感情を制御することが出来ます。なぜ怒るのかに答えがあり、合理性があるなら、計算しながら怒るという手段が使えるのです。怒りを手段化すれば損得勘定をしながら怒ることもできるようになれば、怒っても仕方がないものに対しては怒らなくなります。怒っても怒らなくても一緒ならば、怒る必要がないからです。怒りに飲み込まれて何もかも失うのではなく、怒りをつかって自分の目標を達成していく方が合理性があります。


参考動画






参考文献

人はなぜ怒るのか (幻冬舎新書)

人はなぜ怒るのか (幻冬舎新書)


参考記事

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