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夢を乗せて走る江ノ電、鎌倉学園の鉄道同好会OBらが臨時専用列車を運行

2010年9月6日

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「鎌学専用車」に乗り込む鉄道研究同好会のOBら=鎌倉市の江ノ電稲村ケ崎駅

「鎌学専用車」に乗り込む鉄道研究同好会のOBら=鎌倉市の江ノ電稲村ケ崎駅

 江ノ電では初となる臨時専用列車の運行が稲村ケ崎-藤沢で行われた。鎌倉学園鉄道研究同好会のOB会が同好会設立50周年、OB会25周年を記念して企画した。自分たちの手で本物の列車を動かすという夢のような計画が実現し、OBら27人は興奮気味に列車へと乗り込んだ。

 同同好会は中学1年生から高校3年生までの鉄道好きが集まり、鉄道模型の作成や鉄道写真の撮影、鉄道旅行などの活動に取り組んでいる。

 4日夜に運行した今回の専用列車は、記念祝賀会の2次会として、鉄道ファンならではの催しをと計画。地元の鉄道・江ノ電にメール1本でオファーしたことから始まった。

 「電車を丸ごと貸し切る『自分たちの電車』を走らせることは大きな夢だった」とOBの松本大造さん(44)。ことしが全線開通100周年の節目にあたる江ノ電も、地域貢献の一環として快諾した。

 昼間はダイヤに余裕がないため、運行は夜の時間帯に。稲村ガ崎-藤沢の往復で、運行経費は7万5千円という。江ノ電で現在2番目に古い2両編成の1000形車両が使用され、同好会側の発案で「いざ鎌倉号」と名付けられた。

 午後9時40分ごろ、「鎌学専用車」のステッカーがドアに張られた列車が稲村ケ崎駅に到着。降車したOB・元顧問たちからは大きな歓声が上がった。行き先幕にはこの日のために用意された「貸切」の表示も掲げられ、この日限りの特別列車を記録しておこうと、記念撮影するOBの姿もみられた。


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