【概 略】
FNS28局が総力をあげて春高バレーを応援する春高コーチングキャラバン
一世を風靡した監督やコーチが特別コーチとして高校のバレー部員を指導するもの、
富山にはあの男がやってきた
「花輪晴彦」
コートの牛若丸としてバレー界を引っ張ってきた男である。その花輪晴彦さんが今回富山第一の女子バレー部を指導することになった花輪さんの任務は当然、富山第一女子バレー部を春高全国大会に出場させること。
去年の7月から今年1月まで、短いようで長い7ヶ月に及ぶドラマが始まった
富山第一女子バレー部は宮本雅也監督が6年間指導してきた。1、2年生合わせて部員は20人、春高ベスト4が2回、インターハイでも去年準優勝している県内の強豪校の一つ。しかしいまだ春高の優勝経験がない。宮本監督は最初に赴任した井波高校では年間1000セットを行うスパルタ指導で無名の学校を県大会ベスト4まで導いた男である。バレーにかける思いは人一倍強い情熱を持っている。
自宅横の寮では生徒たちが練習時間が少しでもほしいと自主的に共同生活をしている。
寮の名前は「一意寮」ひとつの事に専念するという意味が込められている。
富山第一女子バレー部は花輪晴彦さんがコーチにくるということで監督だけでなく、代々木を近くに感じた部員も多かった。
この番組は春高全国大会を目指した宮本監督と花輪コーチ、そして部員たちの7ヶ月におよぶ涙と感動のドキュメントである
【人物データ】
花輪晴彦: |
日本男子バレー全盛期の中心選手として全日本メンバーで活躍
1977〜1987年まで日本鋼管の選手として活躍
1977〜1982年まで全日本選手のエースアタッカーとしてW杯出場、
1987〜1991年まで日本鋼管監督を務める
物静かな中にもバレーにかける思いは強く、職人魂が生きている
花輪コーチ自身も学生時代、全日本選手に直接指導を受け、バレーにはまっていった経験を持つ。現在神奈川県藤沢市在住、 |
花輪コーチの一言 |
「女子の指導は初めてなので正直戸惑ったところもあります。
勝って泣き負けて泣き・・、僕自身こんなところで泣いてはイカンと思いつつ、それをどう指導していいかと試行錯誤しました。
なんとか代々木へ行って勝ったら僕も一緒になって泣きたいと思います」 |
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宮本雅也: |
井波高校で6年間、富山第一で4年間女子バレー部を指導、
自宅横に寮を建てたり、県外遠征や合宿のために自費で大型バスを購入するなど バレー一筋に熱く生きてきた熱い男である
井波高校で1度、県大会でベスト4、富山第一高校では春高ベスト4を2回、 平成13年のインターハイでは準優勝している
中学県選抜の選手が一人しかいないチームだが、ひとりひとりがカバーすることで 大きな結果を出す手作りのバレー「人間力バレー」をモットーとしている |
山崎いずみ: |
身長161cm、黒部市鷹施中出身
富山第一のキャプテン
中学時代は富山県選抜のレギュラーセッターだった
チームをまとめるしっかりもの
春高に出場するために富山第一に入学した |
平田かおり: |
身長175cm、魚津市東部中出身、レフト
破壊力は県ナンバー1とも言われている富山第一のエース
寮でも一番良く食べる、 |
渡辺有香: |
身長175cm、黒部市鷹施中出身、センター
山崎キャプテンと共に優勝するため富山第一に入学した
一番気が利くしっかりもの。 |
紺谷里美: |
身長163cm、富山市大泉中出身、レフト
静かな選手だが、内に闘志を秘めている
大泉中でもしっかりバレーの基礎を勉強してきた |
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