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ダメ監督のときほど固くなる横浜のトホホな団結力

2010年09月05日
スポーツ

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「3年連続90敗」の不名誉記録まであと…
【プロ野球】セ・リーグぶっちぎりの最下位に沈んでいる横浜が、3日のヤクルト戦(横浜)も2—3で競り負けた。試合後の尾花高夫監督(53)は「ヒットは出ているんですけど、結局は各駅停車。一気に2つ(の塁)を取れないというのが、得点の取れない原因ですね」と淡々と敗戦の弁を語った。
 これで40勝78敗。残り26試合で12敗以上喫すると、プロ野球史上初となる「3年連続90敗以上」となる、まさにどん底状態。それでも、雰囲気は悪くないというから驚きだ。
「昔に比べれば、今年はチーム状況がいいよ。2年前なんかは、投手が打たれたら野手が『何で打たれるんだ』と詰め寄り、打てなかったら、投手が野手を責めていた。でも、今は『悪いのは全部監督のせい』ということで、投手と野手はお互いにいたわりあっているよ」(チーム関係者)
 2年前の大矢明彦監督(62)時代は、ナインの雰囲気が「最悪の状態」で94敗。昨年5月から指揮を執った田代富雄監督代行(56)は、選手から一定の信頼を得ており、ナインは「普通の状態」で93敗を喫した。
 そして今年…。試合中の居眠り疑惑まで飛び出した指揮官にあきれ果てた選手は、交流戦期間中にナインのみで緊急ミーティングを開催し「自分たちだけの力で勝とう!」と一致団結。
 まさに「最高の状態」で後半戦に臨んだのだが、ここまで結果は伴っていない。
 ただ、過去2年を振り返ってみると、はっきりしているのは選手間のムードに関係なく「弱い」ということ…。結局のところ、横浜は何をやってもだめなのか。
(2010年9月5日付)

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