2010年 9月 6日 |
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浜田県政スタート 香川県新知事初登庁
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12年ぶりの新しいリーダー、浜田県政スタートです。先月29日の香川県知事選挙で初当選した浜田恵造新知事が6日、県庁に初登庁し知事としての仕事をスタートさせました。午前9時、真っ赤なネクタイを締め、にこやかな表情で県庁に到着した浜田新知事は約450人の職員に大きな拍手で迎えられました。知事室に向かった浜田知事はイスに座り、県政のかじ取り役としての決意を新たにしていました。この後、就任式に臨み選択と集中』、知恵と工夫を合言葉に県政発展のために全力で取り組みたいと所信表明を行いました。知事としての仕事が本格的にスタートしたのは午後から。真鍋武紀前知事から県の財政状況などについて事務引き継ぎを受けました。その後、初めての記者会見を行い、選挙公約に掲げていたトップセールス実現に対する思いを改めて語りました。財政再建や経済・雇用対策など重要な課題が山積している香川県。浜田知事は就任早々、手腕が問われることになります。
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井原市長選で再選の滝本氏に当選証書
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任期満了に伴う井原市長選挙は5日投票が行われ、現職の滝本豊文さんが再選を果たしました。井原市役所では6日、滝本さんに当選証書が手渡されました。当選証書の付与式には滝本さん本人が出席し、選挙管理委員会の猪原茂隆委員長から当選証書を受け取り2期目への決意を新たにしていました。5日投票が行われた井原市長選挙では、滝本さんが無所属新人で民主党の推薦を受けた木口京子さんを大差で敗り再選を果たしました。投票率は68.01%で4年前の前回選挙を7.74ポイント下回り過去最低でした。井原市は、市民病院の医師確保や地域経済の活性化など多くの課題を抱えていて2期目の滝本市長の手腕に期待がかかります。
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鬼ノ城で貯水池の遺構を確認
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総社市にある古代の山城鬼ノ城で、谷から出た水を貯める貯水池の土手の跡が確認されました。当時の高い土木技術を示すもので、6日から発掘現場の一般公開が始まりました。鬼ノ城は約1300年余り前に作られたと言われる古代の山城で、岡山県古代吉備文化財センターが2006年から発掘調査を行っています。公開されたのは今年発掘調査が行われた土手の遺構です。土手は高さ約2メートル、幅9メートルで、少しずつ土を盛り杵のような道具で押し固める工法で頑丈に作られ、外側は石垣で補強されていたことがわかりました。こうした土手と水を城の外へ排出する水門がともに見つかっているのは古代の山城では鬼ノ城だけで、当時の高い土木技術を示しています。6日からの一般公開には歴史愛家など約80人が参加し古代に思いを馳せていました。一般公開は今月12日まで行われます。
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瀬戸内国際芸術祭 目標の30万人突破
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瀬戸内海の7つの島と高松港で開催されている瀬戸内国際芸術祭の来場者が会期のほぼ半分で目標の30万人を突破しました。実行委員会によりますと7月19日の開幕から9月5日までの来場者は30万8030人で、10月31日までの会期のほぼ半分で目標の30万人を突破しました。島ごとの内訳は直島が11万4835人と最も多く次いで豊島、女木島となっています。実行委員会は好調の理由として好天に恵まれたことと、20代や30代の若い人を中心に口コミで評判が広がったのではと分析しています。
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倉敷美観地区で柳のせん定始まる
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秋の観光シーズンに向けて倉敷美観地区は秋の装いです。6日から恒例の柳のせん定が始まりましたが、厳しい暑さの中での作業となりました。倉敷美観地区の倉敷川沿い800メートルには159本の柳が植えられています。6日は造園業者10人がハサミなどを使って夏の間に生い茂った枝を次々と切り落としていきました。柳のせん定は見通しが悪くなるのを防いだり、風通しを良くして害虫が付きにくくするため毎年3回行われています。6日も岡山市や笠岡市で35度以上の猛暑日となるなど厳しい残暑の中での作業となりました。柳のせん定は今月13日まで行われる予定ですっきりとした姿で秋の観光客を迎えます。
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