F1:霊岩に及第点「面白いレースになりそう」

「時速330キロも可能」

写真提供=NEWSIS

 「トラックのデザインが大変おもしろい。ドライバーの限界に挑戦できるサーキット」

 F1(フォーミュラワン)韓国グランプリ(GP)が開催されるコリア・インターナショナル・サーキット(全羅南道霊岩)がF1ドライバーから及第点を得た。今季レースに10度出場しているカルン・チャンドク(インド)は4日、レッドブルチームのマシンで5.615キロの同サーキットを3周した。チャンドクは「区間ごとに特色があり、おもしろいレースになりそうだ」と語った。

 続けて「4コーナー以降の連続カーブなど、高度なテクニックが求められる区間が多い。また追い越しができる区間が多く、レースの興味がさらに高まるだろう」と話した。今季のF1サーキットで最も長い1.2キロの直線走路については「時速330キロ以上も可能」との見方を示した。

 10月22日から3日間、F1韓国GPが開催される同サーキットの工事進ちょく率は90%程度。同サーキットの関係者は「全体のトラックをアスファルトで3回舗装するが、最後の1回を残すのみとなった。電気設備、インテリアなどの最終作業も、21日に予定されている国際自動車連盟(FIA)の最終検査までは終えるだろう」と説明した。

 F1韓国GPの運営法人「KAVO」のチョン・ヨンジョ代表は「サーキットの建設ばかりでなく、大会を成功裏に開催させるための準備が順調に進んでいる。入場券も4万枚ほど売れ、光州、全羅南道一帯に外国人観光客のための宿泊施設2万3000室を用意した」と述べた。

陳仲彦(チン・ジュンオン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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