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【民主党代表選】 微笑、恫喝… 熾烈な議員票争奪戦 小沢氏「ごめんね、迷惑かけて…」 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:民主党
県内の各種団体が顔をそろえた集会の目的は足下を固めるだけではなかった。小沢陣営の県議らは岩手を除く東北全県の党総支部にまで出向き、「中間派」の取り込みに乗り出している。集会はこうした戦術を盛り上げる狙いもあった。
集会の代表世話人を務めた岩手県知事、達増拓也は「今、小沢さんが首相でないことが異常事態だ」と言い切った。
菅陣営も「中間派」の動向に神経を使っている。
「世論を敵に回すのか」
ある1年生議員は6日、菅陣営の選対幹部からこんな電話を受けた。「万が一世論に背を向けて小沢に入れたら、党は立ち行かなくなるぞ。国民に選ばれた議員だということを忘れるな」とも恫喝された。
別の新人議員は代表選告示後、菅支持の閣僚3人から「勧誘」の電話を受けたという。
菅自身は6日の日中、官邸から一歩も出なかったが、日程の空白が目立った。「官邸の電話を使って新人に投票依頼をしている」とみた小沢陣営はさっそく党選管に抗議した。
国土交通相、前原誠司は6日午後、議員会館で旧民社党系グループ(民社協会)幹部の事務所を回った。約30人が所属する同グループは代表選への態度をいまだ明確にしていない。
そしてついに前原は民社協会会長、田中慶(けい)秋(しゆう)から「(菅支持の)方向でまとめたい」と前向きな言葉を引き出した。菅陣営幹部は「旧民社系は山から降りてきたな」と手応えを口にした。
ある小沢陣営幹部はこう分析する。
「地方議員は菅で決めているところは菅で変わらないし、小沢のところは全部小沢だ。やっぱり鍵は国会議員票なんだ」
激しさを増す多数派工作を横目に、ある中間派の新人議員はつぶやいた。
「僕はどちらの会合にも行かないし、どちらに入れるかも言わない。でも態度表明しないのは辛い…」
(敬称略)