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かつては“相撲少年”松井も憂い「国技なのに…」

04年プロスポーツ大賞授賞式で高見盛(左)と談笑する松井
04年プロスポーツ大賞授賞式で高見盛(左)と談笑する松井
Photo By スポニチ

 海の向こうの大相撲ファンからも、嘆きの声が上がった。エンゼルスの松井秀喜外野手(36)が7日(日本時間8日)、野球賭博問題に揺れる大相撲界に対し、複雑な思いを口にした。自身も相撲少年だった松井は、幼少時代から大の相撲好き。不祥事続きの角界の現状に、ゴジラも心を痛めている。

 松井は寂しげな表情で、無念そうに言った。

 「日本の国技なのに…。悲しいね。最近いろいろ(問題が)続いているよね。どうなっちゃうんだろう」

 大の相撲ファンとあり、角界を揺るがしている野球賭博問題には、ひときわ強い関心を寄せている。試合前のクラブハウスで、関連ニュースを日本の報道陣から熱心に伝え聞いては「解雇されると相撲界には戻れないの?」「大嶽部屋はどうなるの?」などと逆に質問する毎日だ。

 小学校時代にわんぱく相撲に出場した松井は、中学入学時で1メートル70、95キロの堂々たる“あんこ体型”。中1時代には能美郡相撲大会で個人戦優勝も果たしたほどで、根上中野球部でも「関取」「相撲取り」などのあだ名で呼ばれていた。今春キャンプでアリゾナ州テンピにアントニオ猪木が激励に訪れ、対面を果たしたときも、「(子供の頃はプロレスごっこというより)どっちかというと相撲だったから」と話していた。

 貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)とは、現役時代に同じ東京都千代田区のPNF研究所でトレーニングを積んでいた間柄。また、2004年の日本プロスポーツ大賞授賞式で高見盛と対面すると「実は隠れファン。今の相撲中継で、立ち合い前から見たいと思うのは関取だけ」とラブコールしたこともあった。

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