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特徴 |
1965年に製造されたパイロット、キャップレス。
パイロットは1963年(昭和38年)11月に初めてパイロットキャップレスを発売した。
1960年代から筆記具市場は、
万年筆が後退しボールペンやシャープペンを始めとし新しい筆記具の進出が目立ち、
スピーディに筆記ができる機能が好まれた時代であった。
キャップレスは従来の万年筆の概念を覆したキャップのない万年筆で、
パイロット社の技術陣の永年の努力は並大抵のものではなかったとされている。
なかでもステンレスの深絞り加工技術の確立は、
その後の万年筆の発展にも極めて大きな影響を与えた。
1964年にはキャップレスはパリで開かれた国際ギフトフェアで、
出品された数千点の商品を抑え、最優秀賞のオスカー賞を受賞した。
世界的にも名声のある日本を代表する万年筆である。
このキャップレスは当時の初期のもので、珍しいターコイズ色。
ペン先に「11 65」と刻印がある通り、1965年の11月に製造されたものと思われる。
現在のキャップレスがノック式であるが、
このペンはノックしてさらにちょっと回すとペンがしっかり突き出て筆記できる。
ペン先はやや硬めだがスムーズな書き味。
とても47年前のデザインとは思えないシンプルで洒落たデザイン。ターコイズも少ない。
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コンディション |
C(Excellent) |
製造年代 |
1965年 |
ペン先 |
14c/EF |
ペン先の硬さ |
極柔らか<柔らか<やや柔らか<やや硬め<硬め<極硬め しなり具合の当店の主観的評価 |
色(キャップ/胴軸) |
ターコイズ/クリームパール |
材質(キャップ/胴軸) |
アクリル系樹脂+アルミニウム |
寸法 |
クローズ:約134mm、筆記状態:約125mm、CAP下端:約11mm |
重量(g) |
約15g |
吸入方式 |
コンバータ式 |
インク容量(参考値) |
約0,8ccコンバータ (メスシリンダー計測による) |
付属品 |
なし |
価格 |
\20,000(税込) |
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