グルクン・ダイバー(上)にファイナルシーサーDXを決めるシーサー王
「沖縄」(4日、世界館)
沖縄県外で初めて、団体のタイトルマッチが行われ、王者シーサー王が挑戦者グルクン・ダイバーを撃破。沖縄選手権の防衛に成功した。ダイバーのスピードに押し込まれる場面もあったが、体重差を生かした攻撃で徐々に主導権を握り、コーナーからのダイビングエルボー、ラストライドと大技連発。それでも3カウントを許さない挑戦者を、ファイナルシーサーDX(倒れ込み式ラストライド)でマットに沈めた。
かつて「GAINA」として、大阪プロレスで活躍したシーサー王は「(自分の試合を)楽しみにしていてくれていた人も多くて。“いつも以上のプロレスを見せなくちゃ”って緊張しました」と、思い出の地での防衛に充実感を漂わせていた。
(2010年9月4日)