12回、チャーリー太田に攻めたてられる湯場忠志(左)=後楽園ホール(撮影・会津智海)
「東洋太平洋・日本Sウエルター級タイトルマッチ」(4日、後楽園ホール)
史上初の日本4階級制覇を狙った挑戦者・湯場忠志(都城レオ)が、王者・チャーリー太田(八王子中屋)に0‐3の判定で敗れ王座獲得を逃した。序盤、王者の強打に苦しめられ、中盤以降盛り返したものの、終盤に失速。最終12回はダウン寸前まで追い込まれた。ポイントは1差が1人に、2人が3ポイント差で王者を支持。日本初の偉業はあと一歩のところでならなかった。
(2010年9月4日)