大相撲の野球賭博問題などを受けて7月の名古屋場所で幕内取組への懸賞金を中止した永谷園は6日、秋場所(12日初日・両国国技館)から再開すると発表した。
夏場所までと同様に15日間で大量の200本(1200万円)の懸賞を出す予定で、横綱白鵬関や高見盛関の取組が中心となる。また、呼び出しの着物広告を再開することも正式に表明。広告代理店などによると、名古屋場所でゼロだった着物広告は7社すべてが復活することになる。
永谷園は「新体制のもと、改革への道筋が示されてきたことから、健全なる土俵上での相撲、取組を応援してまいります」とのコメントを出した。
(2010年9月6日)