柔道の2000年シドニー五輪男子81キロ級金メダリストで、プロ格闘家に転向していた滝本誠(35)が6日、東京都柔道連盟に指導者登録し、柔道界に復帰する方向となった。滝本は既にプロ格闘家を引退している。
全日本柔道連盟(全柔連)は規定を改正し、柔道以外の格闘技でプロ活動した人物は活動終了後から1年間が経過すれば、コーチなどの指導者として復帰できることになった。4月にプロ格闘家を引退した1992年バルセロナ五輪男子78キロ級金メダリストの吉田秀彦(41)も来春に指導者登録する意向を既に示している。
(2010年9月6日)