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・前回のあらすじ
[汝、力示されたり…見事であった…]
――ザザザッ…
[…と、言いたいところだが、君等には消えてもらう]
[貴様等は知らんだろうが
我が約1000年の闘争は
ここで勝利と言う終焉を迎える]
[これから貴様等は
なんの手助けも受けず、
ただひたすら、死ぬだけだ]
[どこまでもがき苦しむか見せてもらおう]
[涙と鼻水の覚悟はよろしいか?]
「正に恐悦至極」
→「それ無くね?」
以上
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[地獄の鎌よ…切り刻め…!]
死神はその手に持った巨大な鎌をこちらに投げつけてきた。
――ブワッ
「うわっ!」
風に砂埃が巻き上がる。
ちょっとだけ目に入った。
まずい…前見えん。
勘を頼りに横に跳び去る。
――ヒュン…ヒュン…
俺の体に大鎌は当たらなかった。
そもそも大鎌は少しずれた位置を飛んでいたようだ。
今のうちに目に入った砂をとる。
――ざわ…
嫌な予感に背筋が泡立つ。
「蒼真! 後ろ!」
イツキが警告した。
「くっ…!」
再び横に跳ぶ。
――ゴウッ
その数瞬後、俺のいた場所を鎌が通り過ぎ、
死神のもとへともどっていった。
[よく避ける…]
「ブーメラン…て奴か」
アックスアーマーもそうだが流行っているのか?
斧も鎌も絶対もどってくる形状ではないと思うが。
[ぬん…!]
「同じことの繰り返しかよ!」
再び大鎌を投げつけてくる死神。
それに対して俺は、
姿勢を極限まで低くして回転する大鎌のしたをくぐり抜けた。
そのままの姿勢で死神に接近する。
「手元に戻ってくるってことは、地面にぶつからないってことだろうが!」
戻ってきても伏せれば当たらないはず。
[それはどうかな…?]
――ゴリゴリゴリ…!
不審な音に思わず振り向く。
「嘘ぉ!?」
回転する大鎌は、
まるで切削機のように石畳を削りながら戻ってきた。
ありえん。
ジャンプして空中で止まって避ける。
「駄目だ…蒼真…!」
[遅い…!]
――ガッ
「うぐ…」
しまった…。
空中で止まった俺を,
手元に戻った大鎌で一閃する死神。
とっさにグレートソードを取り出し、
刃の部分は避けたが吹き飛ばされた。
先程までの大鎌よりも重い一撃だ。
――ドサッ
「痛って…」
「蒼真…大丈夫…?」
イツキの近くまで弾かれたようだ。
「ああ…しかしさすがは神様か…て、オイ!
お前の方が顔色やばいぞ!」
「大丈夫…まだ大丈夫…」
イツキの顔色がなんだか見たことのない色になりかかっている。
トゲも更に大きくなっている。
[予想以上に耐えるものだ…]
「!?」
死神が言う。
[痛みも既に限界のはずだ…]
なんだと?
[妖精よ…諦め、安らかな死を選ぶこともできるぞ…?]
「…遠慮しておくよ」
[ほう…?]
「あまり蒼真を甘く見ない方がいい」
ちょ…。
「蒼真。相手は神なんかじゃない」
いつになく真剣な表情のイツキ。
「人の死に対する恐怖。
それを死神という枠に押し込んで形作られた魔物なんだ。
いままで戦ってきた魔物と変わらないんだよ。
…大丈夫、蒼真なら倒せる」
信じてるから
そんな顔で言うなよ。
「ちょっと気合が入っちまうだろうが…!」
死神と向き合う。
[もういいのか…?]
「案外親切じゃないか」
[………]
無言で構える死神。
「さっさと終わらせよう…相棒の命が危険で危ないからな!」
その顔、ぶっ潰してやる!
・オマケ
「ん? またあんたか」
「これを蒼真に頼む」
「あいよ。用はそんだけかい?」
「ああ」
「あ、おい!
行っちまったか…無愛想な奴だぜ」
ハマーから有角への評価
無愛想な怪しい白黒の兄ちゃん
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・ステータス
来須蒼真(クルスソウマ)
・装備
武器 グレートソード
防具
他1 首蔵
・新しいソウル
・PIT
魔物図鑑
地図拡張
道具図鑑
・武器
フルンチング
ミストルティン
ウィップソード
コンバットナイフ
パルチザン
・防具
・その他
ポーション(複数)
エリクサー
プリン
メイド服
前中後と分けるほど長くないでござる。
みんなの危険が危ない。
バハラグの思い出(当時小学生)
1.へー、ヒロインかわいいじゃん。
名前つけられるのか…のぞみちゃんだな。
2.あれ? いきなりさらわれた。
パーティキャラじゃないのかな?
3.脇役にもかわいいの多いな…
アナスタシア、かわいいね。
4.のぞみちゃん救出。
ジジイは帰れ。
―中略―
5.え、パルパレオスと行くの?
…まあ仕方ないか(当時の気持ち)
ああ、そういう事だったのか(近年やり直して)
6.ヨヨはパルとくっつくのなら、
俺はアナスタシアと…誰、そのヘビィアーマー…?
バハラグと同時期にライブ・ア・ライブもやってました。
ストレイボウは許す。
気持ちは分からんでもないし、オディオの影響下ってのもあったはずだ。
アリシアもまあよし。
箱入り娘だったと仮定すれば、ギリギリわかる。
だが大臣、テメーはダメだ。
でも一番の被害者って王様ですよね?