1010温泉記 Room 1010

別府三大野湯
住 所:別府市鍋山 内湯風呂:無 泉  質:不明(酸性泉?)
TEL:− 露天風呂:有 感  触:クセ無し
入浴料:無料 水 風 呂:無 源泉温度:不明
時 間:24H 貸切風呂:無 浴槽温度:不明(私が入ったときは加水のせいで36〜38度)
定休日:無 貸切料金:− 泡 付 き:無
駐車場:有 貸切時間:− 色・匂い:グレー、硫黄臭
休憩室:無 タ オ ル:無 飲泉・味:味見してません
宿 泊:無 石鹸・シャンプー:無 かけ流し:適量
トイレ:無 シャワー・カラン:有 備  考:別府三大野湯のうちの一つ。水ホースで温度調節可能
 〜 其の一 〜
以前、あまりの道の悪さに到達することが出来なかった、 別府三大野湯の1つ「鍋山の湯」へ、リベンジしてみました。
場所は明礬温泉「ゑびすや」前の道を左折して登り切ったところです。
鍋山からの景色
鍋山桃源郷 途中の景色は良いのですが、相変わらず道は悪い(ダートで凸凹)。 途中引き返す車や放置されている車もありました(後で入浴客の車と判明)。
ようやく「鍋山桃源郷」という石碑があるところまで到達できました。 ここから先は車は入ることができません。徒歩で鍋山の湯まで向かいます。
鍋山の湯へ いつもどおりヒールの高いサンダルを履いていた私には無謀かと思える道のりでしたが、 足首が強いので思ったより平気でした(笑)。
なだらかな上り坂ですが、途中で小川(浅い)を横断しますし、 鍋山の湯に近づくに従って小石がゴロゴロしていますので、スニーカーは必須ですね。 15分ほど登ったでしょうか、息が切れ始めたころ、草むらの陰に秘湯「鍋山の湯」はありました。
鍋山の湯へ 残念ながら先客(若い男性2名)がいましたので、その方達が写らないように端だけ撮影。
お湯は黒っぽく濁っていて灰色に見えます。
一瞬だけ触りましたが、かなり熱め。
辺り一面硫黄臭が漂っているので、お湯が硫黄臭なのかどうかは不明でした。 周りの至るところから硫黄臭の湯気が上がっています。
湯気の上に立つと天然スチームで温まれそうです(笑)。 でも所々ぬかるんでいるので怖い。
場所によっては無料で地獄蒸し出来るかも?
2004.9.18
 〜 其の二 〜
鍋山の湯を再訪しました。なんとここも別府八湯温泉道の対象です。(別府八湯温泉道145番)
前回は先客がいたので登っただけで、しかも上に泥湯があると知らずに下の湯だけ見て帰りましたが、 今回は両方覗いてみました。
まず下の方を覗くと誰もいらっしゃいません。
念のためタオルとバスタオルを持ってきていて良かった!と思いましたが、 まずは上の泥湯に浸かりたかったので、上も覗きに行ってみました。
なぜなら上にあるのが泥湯(いわば下湯)で、下にあるのが泥が少ない湯(いわば上がり湯)なので、 順序が逆だと服がドロドロになります。
鍋山の湯の上の泥湯 上の泥湯は残念ながら男性が4名ほど入浴中。
あんまりジロジロ見てないので詳細は分かりませんが、浴槽は2つか3つあるようでした。
お湯はグレーに濁っていて、浸かると身体は殆ど見えなさそうです。
加水されていたようで、触るとかなりぬるかったです。
上の泥湯を諦めて下の湯に浸かることにしました。
鍋山の湯の下の湯 鍋山の下の湯は上の泥湯よりは少し澄んだグレーです。
湯船は2つで、上の湯船に奥の方から源泉と水のホースが湯船に突っ込まれています。
そこからオーバーフローした湯が下の湯船に注がれます。
洗面器が1つだけ置いてありました。
誰もいない隙にと、奥の方でパパッと服を脱いでバスタオルを傍らに準備して、 タオルで前を隠して湯船に浸かろうとしたとき、地元のおじさんが一人入って来られました。

鍋山の湯の下の湯 慌てて下の湯船に浸かりましたが、あまりにぬるいし底からゴミが舞い上がって汚かったので上の湯船に移動。
しかし上の湯船もぬるい。どうやらホースからの加水量が多いみたいです。
もちろん混浴ですので、おじさんとも一緒に浸かることとなります。
下の湯船は空いているのに、なぜか一緒に上の湯に浸かるおじさん(苦笑)。
鍋山の湯の下の湯 後から更に男性二人が入って来られました(その方たちは下の湯に浸かった)。
なんかどんどんぬるくなっている気がするなぁと思ったら、 一緒に浸かっていたおじさんが更に1本 水ホースを湯船に加水してました。(・・;) 私たちが観光客だと思って気遣ったのかしら。
「上の泥湯には入ったね?」とオジサンに聞かれ、 「人が居なかったら入りたかったんですけど、多かったので入ってません」と答えると、 「泥を塗ると肌がツルツルになるよ!」とおじさんに勧められました。うーん、塗ってみたい!
地元のおじさんによると、ここは個人の所有だそう。
記念撮影をして湯から上がり、バスタオルを巻いて奧の岩陰に移動して服を着たところで、 先ほど上の泥湯にいた4名ほどの男性が裸のまま下の湯に移動してきました。
そうか男性は裸で移動できるのか〜と少し羨ましく思いました(笑)。
今、上に行けば無人かしらと思いましたが、上の泥湯に入ってまた下のお湯に移動するのが面倒だったので、 そのまま下山しました。
ちなみに別府八湯温泉道のスタンプは観光協会に写真を持ち込んで認定されたらもらえます。
(観光協会は平日しか開いてないからまだ貰ってません)。
2005.9.25


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