取締役ゼネラルマネージャー 松岡紀子 今日の現場から


三宅水産のかまぼこ

2006年08月13日(日) | 日々の出来事
















おいしいお肉を買って、実家に行きました。ビールで乾杯!その時に食卓に並んだのが広島は呉の「三宅水産」さんのたこかまぼこです。

実はこのかまぼこ、弊社でデザイナー見習をしている通称ウーアちゃんのご実家で作られたもの。お盆休み前にいただいたものでした。休暇前、会議の為「説明」を聞けなかった私の机に丁寧な字で書かれた商品紹介のメモ。あなごちくわは、“お父さんの自信作かまぼこです!是非サシミで。”と書いてありました。

ウーカちゃんはデザイナ―見習として、いえ、見習をおくつもりはなかったのに・・・出会った女性です。それゆえ日々先輩デザイナーから愛のムチをもらいながら頑張っています。
あるお昼休みのこと、いつもは気分転換に・・と外でお弁当を食べる彼女ですが、いつまでもコンピュータの前にしがみついているので、お弁当組みのスタッフ達が一緒に食べようと誘いました。そこへ彼女の先輩デザイナーが合流。

先輩   “あれっ、今日は外で食べへんのか?”
ウーア  “ハイ!みなさんがやさしくて・・一緒に食べようって誘ってもらったので・・・”
先輩   “○○(自分の名前)のボケッ!て発散しようと思ったのにな〜(笑)”
ウーア  “!!!そんなこと思っていません!ほんと、ラブです、ラブ・・(ウルウル)”

この会話を聞いてコーディング部のKちゃんが“なんかもらい泣きしてしまいました・・、頑張ってください!”そしてデザイナーNさんが“私にも(悪いところ、なおしたほうがいいところ)言ってください!”

そしてこの4人が繰り広げるランチ劇場の一部始終を見ていた私は、なんと素敵な人たちと一緒に仕事をしているんだろうと感動たのでした。健全な会社のあるべく姿。でも、中々あじわうことのできない空気。人からちゃんと「叱ってもらえる」ということも、ひとつの才能だと感じる今日この頃です。

いつまでもそのピュアな心を忘れずに頑張ってほしいと思います。

彼女をこんな素敵な感性のお嬢さんに育てあげられたご両親が心を込めてつくられた、たこかまぼこを私も大切な父と一緒に味わいました。ご馳走様でした!

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