押尾学被告第2回公判の傍聴券抽選に早朝から長蛇の列=東京地裁(撮影・開出 牧)
合成麻薬MDMAを一緒に服用して死亡した飲食店従業員の田中香織さんを救命しなかったとして保護責任者遺棄致死などの罪に問われた元俳優押尾学被告の裁判員裁判の第2回公判が6日、東京地裁で開かれた。午前中の公判では検察側証人として押尾被告と交際していたという女性2人が出廷。“直接対決”ではなく、別室からテレビモニターを通す形のビデオリンク方式で「MDMAを勧められて一緒にのんだ」などと証言した。昨年、米ロサンゼルスで押尾被告と一緒に薬物をのんだという女性は、薬を飲んで意識をなくしたことを告白。ほかに田中さんの知人の芸能プロダクション経営者らが証人として出廷した。
(2010年9月6日)
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