NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

山形の芋煮会 1万食分が残る

9月5日 16時13分 twitterでつぶやく

山形市で、毎年恒例の「日本一の芋煮会」が開かれました。例年、秋風が吹くなかで開かれる芋煮会ですが、ことしは真夏の暑さに見舞われたためか、訪れた人が大幅に減り、1万食分が残ったということです。

日本一の芋煮会は、山形の秋の味覚「芋煮」を直径6メートルの大鍋で作ってふるまう催しです。会場の山形市内の河川敷では、里芋3300キロと牛肉1200キロ、それにこんにゃく3500枚、ねぎ3500本を材料に、3万食分の芋煮が出来上がり、1杯300円でふるまわれました。この芋煮会は、例年、秋風が吹くなかで開かれますが、5日の山形市は日中の最高気温が34度4分と真夏の暑さとなり、集まった人たちは、タオルで汗をぬぐったり、うちわであおいだりしながら、熱々の芋煮を味わっていました。岩手県から訪れた夫婦は「暑いなか、熱い芋煮を食べるのも悪くないです」と話していました。しかし、ことしは訪れた人が大幅に減り、1万食分が残ったということで、主催者は「暑さで敬遠した人が多かったのではないでしょうか。暑さには勝てません」と話していました。