DV問題に苦しむ男性対象に電話相談開設へ/神奈川
2010年7月25日
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深刻な社会問題となっているドメスティックバイオレンス(DV)に対し、神奈川人権センター(横浜市磯子区、江原由美子理事長)は26日、「DVに悩む男性のための電話相談」を開設する。被害者であれ、加害者であれ、DV問題に苦しむ男性の相談に電話で応じる。
DV問題への施策は、これまで被害女性への対応を中心に行われてきた。しかし、2009年度の横浜市調査では、被害経験は女性43%に対し、男性も42%に上り、被害男性への対応の必要性も指摘されていた。一方、加害者の男性の更生は、DV問題の重要課題であり続けている。
センターでは、男性の生の声を聞くことで孤立化を防ぎ、地域社会とのつながりを確保。事態の改善を図る。また、蓄積した相談事例を分析する研究会も設け、施策展開に役立てたいとしている。
開設日は年末年始を除く毎週月曜日(祝日実施)。午前11時から午後4時まで。電話045(772)8040。相談員2人態勢で対応する。
DV問題への施策は、これまで被害女性への対応を中心に行われてきた。しかし、2009年度の横浜市調査では、被害経験は女性43%に対し、男性も42%に上り、被害男性への対応の必要性も指摘されていた。一方、加害者の男性の更生は、DV問題の重要課題であり続けている。
センターでは、男性の生の声を聞くことで孤立化を防ぎ、地域社会とのつながりを確保。事態の改善を図る。また、蓄積した相談事例を分析する研究会も設け、施策展開に役立てたいとしている。
開設日は年末年始を除く毎週月曜日(祝日実施)。午前11時から午後4時まで。電話045(772)8040。相談員2人態勢で対応する。