昨年12月以来！小沢征爾さん７分指揮

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　食道がん療養のため、国内外の公演をキャンセルしていた指揮者の小沢征爾さん（７５）が５日、長野県松本市で開催中の音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」の舞台に登場、約７分間の演目を指揮した。大規模な演奏会での指揮は昨年１２月以来。

　小沢さんは公演の冒頭で舞台に上がり、音楽祭のために編成されたサイトウ・キネン・オーケストラを指揮。チャイコフスキーの「弦楽セレナード」第１楽章を披露した。

　小沢さんは当初、故武満徹さん作曲の「ノヴェンバー・ステップス」など２演目を指揮する予定だったが、腰痛悪化で断念。下野竜也さん（４０）が代役を務めた。

　［2010年9月5日20時2分］