ライブレポート

2007.09.16 BOYZ OF SUMMER ’07 @ 淡路島・淡路夢舞台

BEAT CRUSADERSBEAT CRUSADERSBEAT CRUSADERSBEAT CRUSADERSBEAT CRUSADERSBEAT CRUSADERS2004年からBEAT CRUSADERSが主催している『BOYZ OF SUMMER』、今年は淡路島の淡路夢舞台野外劇場なる場所(アリーナがちょっとあって後ろは急勾配のスタンド状になっていて、ステージの後方に海が見える絶景な会場でした)にて開催。2ステージが5分のインターバルで交互に演奏していく進行で、the band apart/RUFUS/YOUR SONG IS GOOD/mule/ASPARAGUS/IDOL PUNCH/カジヒデキ/RAZORS EDGE/そしてBEAT CRUSADERSの9組が出演。

一組だけ毛色の違う出演者、カジヒデキ(ネオアコ大好きで渋谷系大好きなヒダカがオファーしたんだと思う)が懐かしのヒット曲を連打して大健闘したこと、RAZORS EDGEがオーディエンスを大量にステージに上げて、「うわ、イギー・ポップみたい」と喜んでいたこと。鉄壁の代表曲オンパレードに加え新曲も披露してくれたビークルは、タロウのオカマMCが意味不明だったこと以外はこの日も最高だったこと。など、見所は色々あったのですが、特筆すべきはASPARAGUS。

開演時から降ったりやんだりしていた雨が、アスパラのライヴが始まると同時にザザザーッと本降りに。このフェスのステージ、屋根ないんですね。だからバンアパもユアソンもドラムとかアンプの上には透明のテントを置いて演奏してたんだけど、そうすると客席から見づらくなることを気にしたのか、何か他の理由があったのか、アスパラは透明テントを置かなかったのですね。そうすると本降りの雨を浴び放題浴びながら演奏することになるんだけど、そのずぶ濡れになりながら演奏する3人の姿が、やたらかっこよかったのだ。えれえ気合い入ってて。スティックがスネアやシンバルにヒットする度にパシャーンって水飛沫が上がったりして、「キャロル雨の野音」とか、そういうロックの伝説的な野外ライヴをつい思い出してしまうような空気で、つられてオーディエンスも盛り上がり放題盛り上がることになったのでした。

「それを観て、悔しい! 俺たちもテントなしでやる!って決めたんだけど、出番の頃にはすっかり雨は上がっちゃってた」(ヒダカのMCより)。そう、雨はアスパラの演奏終了とぴったり同時に上がり、その後フェス終了まで降ることはありませんでした。普通なら「あははは、災難だったねアスパラ」ってとこなんだけど、この日に限っては「おいしいなあアスパラ」と、他の出演者も、オーディエンスもみんな思ったと思う。(兵庫慎司)


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