「土俵の鬼」旅立つ…告別式に600人参列
腎細胞がんのため1日に82歳で亡くなった大相撲の第45代横綱初代若乃花の花田勝治氏の葬儀・告別式が5日、東京・中野区の宝仙寺で営まれた。200人を超えるファンが記帳に訪れ、参列者と合わせて約600人が集まり「土俵の鬼」と呼ばれた故人に最後の別れを告げた。
おいの貴乃花親方(元横綱)は「幕内に上がりたてのころ『土俵に上がったら、がけっぷちだと思って戦え』と言われ、それを胸に秘めて戦った。さみしい」としみじみ。同じくおいで元横綱3代目若乃花の花田勝氏は「今でも信じられないような感じ。感謝の気持ちでいっぱい。ゆっくり休んでほしい」と語った。放駒理事長(元大関魁傑)は「相撲に対して厳しい方だった。半面、人情があった。あらためて偉大な方だと感じた」と話した。小結稀勢の里は「自分の師匠(鳴戸親方=元横綱隆の里)の師匠だし、さみしい。最後は(遺体に)『お疲れさまでした』と伝えた」と話し、秋場所(12日初日、両国国技館)での活躍を誓った。
[2010年9月5日20時27分]
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