イチロー４の２、残り２５試合であと２２本

インディアンス戦の５回、遊撃内野安打を放つマリナーズのイチロー。この試合２本目の安打（共同）

　◆マリナーズ３―０インディアンス（５日・シアトル）　　マリナーズのイチロー外野手は「１番・右翼」で先発し、４打数２安打だった。イチローは７試合連続安打で、１０年連続２００安打には残り２５試合であと２２本。打席の内容は左前打、空振り三振、遊撃内野安打、中飛で打率は３割１分３厘。

　開幕投手ヘルナンデスが８回を散発４安打、無失点の力投でマリナーズは快勝。右翼から見守ったイチローは「エースはそうでないといけないですからね」と信頼感を口にした。チーム状況に関係なく、期待された働きをする大事さについて問われ「（自分がそれを）大事にしているとかよりも、大事にしていない人が多いということではないですか」と話した。

　自らは最近１０試合で７度目の複数安打で着実にヒットを積み重ねる一方、３回の空振り三振で２５試合を残しながら、過去９年間で最多だった２００７年に並ぶ７７三振となった。

　イチロー外野手「（好投のヘルナンデスに）いいんじゃないですか。（ペナント争いから脱落後もヘルナンデスは好調を維持し）エースはそうでないといけないですからね」