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「処刑覚悟した」常岡さん“犯人”はタリバンのなりすまし
アフガニスタンで反政府武装勢力に拉致、監禁され、4日解放されたフリージャーナリストの常岡浩介さん(41)は5日夜、自身の短文投稿サイト「ツイッター」で、関西空港を経由し羽田空港に6日夜到着することを明らかにした。
常岡さんはツイッターで、犯人は反政府武装勢力タリバンではなく「現地の腐敗した軍閥集団だ」と指摘。「タリバンになりすまして日本政府をゆすった。日本政府への脅迫が終われば、(私が)処刑されると覚悟していた」と記した。
拉致した武装勢力について、アフガン治安当局はタリバンと断定していたが、カブールの日本大使館は武装勢力の帰属は明確でないとしている。
アフガンを出国した常岡さんは経由地のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに到着したことをツイッターで報告。「ご心配くださった皆さま、本当にありがとうございました」と謝意を伝えた。
大使館によると、常岡さんは、北部クンドゥズ州でタリバンの取材を終え、州内を移動中の4月1日に武装勢力に襲われ、拉致された。
武装勢力は常岡さんを連れて北部を転々と移動。常岡さんは大使館関係者に対し「手荒な扱いは受けなかった。食事はナンとお茶が多かったが、時々肉なども食べていた」と話したという。
日本政府は、イスラム教徒の常岡さんを拘束する理由はないとして、武装勢力に無条件での解放を要求。身代金は支払っておらず「さまざまな交渉の結果、解放された」としている。
(共同)
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