日本列島は5日も猛烈な暑さが続き、京都府京田辺市で午後2時54分、国内の9月の観測史上最高気温となる39.9度を記録した。今年の全国最高気温でもある。同市を含めて全国42カ所で9月の最高気温を更新。タイ記録も9カ所あった。うち24カ所は35度以上の猛暑日だった。
これまでの9月の国内最高気温は、2000年9月2日に埼玉県熊谷市で観測された39.7度だった。
42カ所のうち、京田辺市と大津市(37.5度)、島根県川本町(37.2度)は年間でも観測史上最高気温。長野県では9カ所、福島県では6カ所で、9月の最高気温を更新した。長野県松本市(36.1度)は49年ぶり、福島県伊達市(35.9度)は13年ぶりの記録更新だった。
気象庁によると、今週は北日本から西日本にかけて、台風9号などの影響で曇りや雨の日もあるが、今月半ばまでは平年より暑い日が続く。西日本を中心に猛暑日もあり、厳しい残暑が続くという。