2010年 9月 5日
井原市長選で滝本氏が再選
任期満了に伴う井原市の市長選挙は5日、投票が行われ、現職の滝本豊文さんが再選を果たしました。5日、投票が行われた井原市長選は即日開票の結果、現職の滝本豊文さんが新人で民主党が推薦する木口京子さんに大差をつけて再選を果たしました。投票率は68.01%で4年前の前回に比べ7.74ポイント低くなりました。井原市は市民病院の医師確保など地域医療の充実や過疎高齢化への対応が課題となっており、2期目の滝本さんの手腕が問われます。

山陽新幹線が緊急停止で一時運転見合わせ
5日、兵庫県内で山陽新幹線の車両が緊急停車し、下り線が新大阪〜岡山間で約2時間運転を見合わせました。JRによりますと5日午前7時ごろ、新大阪発博多行きのこだま729号が姫路ー相生駅の間を走行中に緊急ブレーキが作動し停車しました。この影響で下り線が新大阪ー岡山間で2時間余り運転を見合わせました。午前9時過ぎに運転が再開されましたが、上下線合わせて9本が運休となったほか最大で約2時間50分の遅れが出、約2万6000人に影響が出ました。JRでは電気系統の不具合による緊急ブレーキの誤作動ではないかと見て調べています。

岡大病院の脳死肺移植終了
家族の承諾による脳死からの臓器提供で、岡山大学病院では2例目となる肺の移植手術が行われ5日未明無事に終了しました。移植を受けたのは北海道の20歳代の男性患者で、東北地方の病院で脳死と判定された成人男性から片方の肺の提供を受けました。書面による本人の意思表示はありませんでしたが家族の承諾で脳死判定が行われ、臓器が提供されたものです。手術は4日夜から約4時間半に渡って行われ、5日未明、無事終了しました。患者の容体は安定していて1〜2カ月で退院できるということです。書面による本人の意思表示がなく、家族の承諾による臓器提供は7月の改正臓器移植法施行後6例目で、岡大病院での移植手術は2例目です。

高松空港で「空の日」イベント
飛行機や空港の役割について理解と関心を深めてもらおうと高松空港で管制塔などを見学するイベントが行われました。これは今月20日の「空の日」の関連行事として行われたものです。このうち管制塔の見学には香川県内の親子連れなど約20人が参加しました。参加した人たちは管制官が飛行機の離着陸を誘導する様子や高度やスピードを把握するレーダー室を間近に見るなどして空港の仕事を熱心に見学していました。イベントではこの他、ヘリコプターの体験飛行やパイロットの制服を着用しての記念撮影も行われ、訪れた人たちは空の乗り物や空港の仕事に親しんでいました。