パナソニック、欧州3Dテレビ市場でシェア50%目指す

2010年 09月 3日 09:22 JST
 

 [ベルリン 2日 ロイター] パナソニックヨーロッパのローラン・アバディ会長は2日、欧州の3次元(3D)対応テレビ市場でシェア50%の獲得を目指すと述べた。ベルリンの家電見本市開幕を前にロイターとのインタビューに応じた。

 8月初旬時点のシェア(50インチ以上)は35%。3Dテレビは予想以上に需要が大きく、今年の欧州の売上高の15─20%は3Dテレビになる見通しという。

 パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)は、サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)、LG電子(066570.KS: 株価, 企業情報, レポート)、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)に次ぐ世界4位の薄型テレビメーカー。

 同会長は、3Dテレビの需要の大きさに驚いていると発言。「かなり強気の目標を掲げていたが、実際の需要はその3─4倍あった」と述べた。具体的な販売目標は明らかにしなかった。

 販売が予想以上に好調なため、一部で配送の問題が出ているが、今月中に解消できる見通しという。

 同会長は、3D対応カムコーダーや、3D対応レンズ搭載のデジタル一眼カメラ「LUMIX Gシリーズ」にも高い期待を寄せていると述べた。

 
 
 
 
 
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