常岡浩介さんを無事保護 アフガンで拘束150日余(09/05 17:40)

 アフガニスタンで消息を絶ち、反政府武装勢力に拘束されたとみられていたジャーナリストの常岡浩介さん(41)が解放されたことが明らかになりました。

 関係者によると、常岡さんは4日までに解放され、現在はカブールの日本大使館に保護されているということです。常岡さんは長崎県出身のフリー・ジャーナリストで、今年3月にアフガニスタンで取材中に消息を絶ち、反政府武装勢力「タリバン」に拉致されたとみられていました。
 拘束中の常岡浩介さん:「私の名前は常岡浩介です。この1カ月くらいは大体、食事はパンとお茶くらいで、十数日に1回、頭を洗えるというような状態で、かなりひどい状態が続いています」
 常岡さんは3日、インターネットの投稿サイトに英語で「私は生きている。でも拘束されている」と書き込んでいました。
 常岡さんの家族:「ただただ感謝してる。『ありがとうございます』という言葉だけです。(本人には)『良かったね』ですね。『良かった』、それ以外ないですよ」
 外務省は現在、ノーコメントですが、関係者によると、常岡さんの出国を待って正式なコメントを出す予定だということです。

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