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【芸能・社会】離島の古民家にゆったり、長崎 廃屋を再生、宿泊施設2010年9月6日 06時35分 長崎県・五島列島北部に位置する離島の町、小値賀町で、廃屋となっていた古民家を再生した宿泊施設とレストランが12日、開業する。同町の観光事業の一環で、ゆったりとした島暮らしの体験を売りにして観光客の獲得を目指す考えだ。 オープンするのは、築100年以上の武家屋敷や商家を修復した宿泊用の家屋4軒と日本料理レストラン。「小値賀観光まちづくり公社」が指定管理者として運営する。町や同公社によると、事業費は計約2億円で、国や県からの補助金を主に活用したという。 料金は1泊素泊まり1人1万5千円程度。レストランでの食事を付けたセットプランを用意するほか、各家屋に自炊設備もそろえる。 京都の町家再生で実績のある「庵」(京都市)が古民家改修を担当。設計、施工を管理監督した同社の黒木裕行建築士(40)は「民家の古い良さを生かしながら、水回りなどは快適さを重視し現代風に改築した。大人が楽しめる建物になったと思う」と強調した。 (共同)
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